第22弾カードパック「
災禍を超えし者」にて登場したレジェンドのビショップ・フォロワー。
本体は進化不能の2/3守護で、別カードの効果で進化した時は7/6疾走守護、ターン終了時自身とリーダー5回復を持つ。
エンハンス8で手札に加える専用トークン「聖女の号令」を使うことありきのカードと思っていいだろう。
聖女の号令は0コストで盤面のビショップフォロワー全てを
自動進化させ、さらに相手ターン終了までリーダーとフォロワーに効果ダメージ無効を付与する。本体と合わせれば,さながら走る
ユカリである。当然このカードも進化するため、7打点疾走を叩き込むフィニッシャーになると同時、相手のバーンダメージを防ぎつつ回復を入れることで盤面維持やリーダーの延命も行え、お互いに詰めあう試合後半に欲しい能力が山盛りとなっている。
また、エンハンス使用時に進化数5を達成しているとPP5が戻ってくる。このPPの使い道がまた曲者で、さらなるフォロワーを展開して相手盤面の掃除を行うほか、2体目のホーリーセイバーを素出しすることで、ターン内の疾走ダメージを14に伸ばしてリーサル範囲を大幅に増やすことが可能となる。
登場したDOC環境では、
ルナールの聖騎士や
ユルルング、
ミラクルラフター・カルミア、
アブディエルといったカードをもち、進化回数稼ぎがしやすい守護ビショップのフィニッシャーとして君臨している。
環境内にも
アルティメット・マジックを打ち込むウィッチ、
マグナゼロを頼るネメシス、
ゼノ・ディアボロスと抱えるヴァンパイアなど大型バーンで一気にダメージを稼ぐデッキが多く、また盤面除去にも
光耀の標・ミストリナ&ベイリオンや
オミナスタイラントなどの大物火力除去が多いため、刺さるデッキは結構豊富である。
動き出しの遅さが気になるものの、守護での遅延が十分できるため、環境の一角に食い込んでいる。
その後、アミュレット軸などにも
セイクリッドレオなどの自動進化や無償進化を行うカードが増えたため、守護以外のビショップデッキでもフィニッシャーとして採用されるようになっている。
このようにローテーション環境では大活躍だったものの、アンリミ環境では存在感が薄かったホリセだったが、HOR期にて【ユカリセイバービショップ】なるものが登場。大会優勝するなど実績を残した。シャドバでは珍しい耐久デッキとして存在感を日に日に高めている。
なお、進化後のスタッツが+5/+3になるフォロワーは現状唯一。