第31弾カードパック「リサージェント・レジェンズ」にて登場したシルバーのヴァンパイア・スペル。
悪夢の始まり血統の発現のリサージェントカード。

かつて環境を騒がせに騒がせた悪夢の始まりを更に強化したようなカード。
U10状態での2面進化はもちろん、サーチ先のフォロワーがデッキにいなくてもフォレストバットが出てくる*1という些細な優位がある。
だがインフレが進みに進んだ今では、強化の上でも適正なのが恐ろしい。

悪夢の始まり同様、最低限のテンポロスで手札を増強出来る。
U10軸においてはデッキを2枚分減らすことの意義も大きいため、動きの噛み合いも悪くないと言える。
ただのドローではなくフォロワーサーチなので、U10になった後に速やかに強化されたフォロワーを引きに行けるのもナイスなポイント。

しかしよく見るとコスト比でのデッキを減らす効率自体はあまりよろしくなく、序盤があまり強くないU10ヴァンパイアではブラッドクローの微々たるテンポロスも地味に痛いものがある。
U10効果も達成できるターンが遅めなことや、自分が2/7/6疾走ドレインなんてものを投げつけられるようになるタイミングであることを考えればややインパクト不足か。
結果的にU10ヴァンパイアからは抜かれることが多いが、そもそも素の悪夢の始まり自体悪くない性能ではあるので汎用ドローソースとして運用することは出来るだろう。