第1弾カードパック「
クラシックカードパック」にて登場したゴールドのロイヤル・フォロワー。またの名を「凌ぎ切るおじさん(略称凌ぎおじ)」。
特徴は何と言ってもその硬さで、本体守護+ラスワ守護という二段構えの守護である。最近ではラスワは微妙な扱いを受けているが、STD期における消滅or変身が使えるクラスはビショップとウィッチしかいなかった。つまり、フォロワーからの大ダメージを2回守れるに等しく、カードパワーは非常に高かった。そもそも5/6守護が6コスト相当、2/3守護が3コスト相当、7コストで合計9コスト分の守護が登場するのである。エンハンス
ゾンパですら7マナ8コスト相当なのだから弱いはずがないだろう。
ラスワの守護が2/3というのもポイントで、2点スペルの多かったSTD期では地味に硬かった。
ミッドロやコンロ等に採用され、その圧倒的な硬さで数々のリーサルを耐え、ロイヤルを支えてきた栄誉あるフォロワーである。
ローテーションから下がった後はミッドレンジロイヤルは
静かなる炎将・マーズを活かした横並び型が主流となり、なおかつ高速化の影響でコンロが減っていたためほとんど見かけないカードであった。
最近は
騎士王・アーサーが8コストにナーフされたこともあってコントロール寄りのデッキではまた採用例が出てきている。
また貴重な7コストの指揮官であるため
兵士の誓いデッキではよく見かける。誓いの効果で5/9守護の
アルヤスカと同時出ししてやるともうめちゃくちゃに硬い盤面になる。