暗黒世界編最終章12・13章で2回戦うことになる。相手のクラス表記はネメシス、こちらのデッキは2戦ともヴァンパイアを指定されている。
1戦目は大半がブロンズのカードで構成されたAF共鳴ネメシス。共鳴調整ついでの空間の開錠などプライムアーティファクトを出すカードが数枚入っているのが特徴。レジェンドは均衡の刃・シルヴィアくらいなのだがマナカーブなどデッキの完成度はかなり高く、シャドバを始めたばかりでヴァンパイアのまともなデッキを持っていない人などだと結構苦戦する。下手に盤面勝負を挑んでもこちらが圧殺されるので、顔をガンガン詰めていきたい。特に拘りが無ければ貸し出しされるテンポラリーデッキを使おう。
2戦目は一転して災いの樹編ラストのネクサスのような全クラス入りの進化+連携を軸としたデッキ。相手リーダーは体力30、隠しリーダー効果として1tにエッジアーティファクト、2tにブリッツアーティファクト、3tにプロテクトアーティファクト、4t以降は3種からランダムで1体をターン終了時に場に出す。このリーダー効果で連携数を稼いでオネストシーフなどを進化させ、進化数参照カードに繋げていく。切り札は虚無の堕天使・ルシフェル。戦闘が長引くと撲滅の兵団長の連携20効果や闇の翼・オリヴィエによる無限進化で無茶苦茶してくる。
パラダイムシフト産アーティファクトはターン終了時に出るので突進と疾走が腐ってたりブリッツをこちらのターンで破壊することで復讐調整・狂乱稼ぎができたりCPU特有の進化権の使い方の粗さなどちょっとガバい面もあるが、概ねかなり強力なデッキ。……なのだが、こちらも非常に強力なストーリー専用カードを使えるので軽量フォロワーを十分な数積んだデッキならそこまで苦戦しないはず。腕に自信がある人は使用を縛ってやってみよう。

BADEND直行の選択肢。
フローゼスの言う試練を乗り越えられなかったレヴィールはアイシィレンドリングを倒してしまうことで、ネクサスの脅威に立ち向かうことができなくなってしまったレヴィールである。
アイシィレンドリングを殺したことでバニーがアイシィレンドリングに乗っ取られてしまい、アルザード達のたった一度のチャンスさえも無に帰してしまった。
後に残るは滅ぶことさえも許されない世界に成り果てたレヴィールとウェルサ。
フローゼスすらも、救いのない世界の運命を受け入れ、運命を共にする。
一人また一人と演者に成り果てていく中でこの状況に幸福を感じる者が一人いる

これは死の歌だ、この世界にぴったりだから。
私は幸せだよ、何度でも終われるんだから。
だから何度でも終わろうねバロン。
私たちは、ずっとバニー&バロンなんだから。

いや、そんなはずはない

フローゼスがバニーに渡した弾丸、フローゼスが何もなかった平面の世界にただ一つあった「始まりの石」を加工して作り出したものであり
これこそがフローゼスに唯一干渉できる武器であった。
フローゼスはこの世界が管理者の脅威に立ち向かうことができると判断し、用済みとなったアイシィから力を没収した。

フローゼスの目的は、管理者の脅威に立ち向かうためにこの世界を意図的にループさせ、世界が強くなるように仕向けることだった。
要はレベリングとリセマラを行っていたということである。

世界が管理者の脅威に立ち向かえると判断したフローゼスは結界を解除したが、それと同時にネクサスの尖兵たる虚の影が侵攻してくるのであった。


運命の弾丸で打ち抜かれた彼女はほどなく消滅する。消滅の前、傲慢に人々の抵抗を見下すネクサスに、自分が見せられた人の持つ可能性を、偶然を手繰り寄せる奇跡の尊さを説き、理解しないネクサスを煽り散らかして。
最後にレヴィールとウェルサを分割し、アルザードたちをウェルサに帰還させる手筈を整えると、アルザードへ未知を示したことを感謝しながら、ネクサスへの勝利を祈って消えた。