おんJシャドバ部 - フレイムデストロイヤー

また一つ、退魔の鎖が弾け飛ぶ。


それは、破滅の封印が解ける合図だ。
フレイムデストロイヤー
コスト:10フォロワー
クラスウィッチ
レアリティシルバー
タイプ-
パックベーシック
CV-
イラストレーターゾウノセ
進化前
攻撃力7体力7
スペルブースト コスト-1
進化後
攻撃力9体力9

フレーバーテキスト

解説

ウィッチクラスのベーシックカード。通称フレデス。
スペルブーストによってコストが下がる効果を持ち、【超越ウィッチ】や【ギガキマウィッチ】等のスペル軸デッキで使われる。
ベーシックカードの大型フォロワーながら、環境デッキに採用され続ける実績を持った稀有なフォロワーである。

目を引くのは10コス7/7という、規格外のコストとスタッツ。
ベーシックカードの中ではコスト・スタッツともに最大のため、初心者のころインパクトを受けた人も多いだろう。
スペブでコストが下がったところでポンと出てくる7/7のスタッツを生かし、フィニッシャー・盤面奪取・肉壁の役割をこなし勝利に貢献できるフォロワーである。

フィニッシャーとしては、超越の発動とともに展開して相手のライフを削り切る役割を持つ。
スペブがたまれば0コスで展開できる点が超越とマッチしていて、このカードと超越を連打することで相手ライフ20点を持っていく活躍を見せていた。
最悪超越などが引けなかった場合、フレデスを固めて投げて相手の処理を困難にして、無理やり勝ち筋を作るというプレイングもできる。
現在は真実の狂信者のような疾走系フォロワーにポジションを譲ることもあるが、依然として0コスで展開できる7/7は魅力的である。

盤面奪取・肉壁としての起用にも応えることができる。
マジックオウルと一緒に展開したり、終盤にギガキマや超越までの時間稼ぎを行う動きも可能である。
相手に体力7の除去と7点ダメージの二択を押し付けられるため、中盤に投げることができれば一気にゲームの主導権をつかめるだろう。

異界では

異界を統べる者効果で引いた場合、他クラスだと大抵は7/7/7バニラとして出すことになる。ものすごく弱い、というわけではないが、そこまで極端にコストを踏み倒せているわけでもないので微妙な感じ。
余裕があったら、ブーストを重ねて出せれば強いことは強い。
ただ、ベーシックカードでは唯一のコスト10なので、死竜の使い手ネクロでリアニメイト10を狙っていたりするとものすごく邪魔。異界を統べる者と同時採用するケースはあまりないだろうが、一応注意。

余談:フレデスルンブレ論争

シャドバサービス開始から間もないSTD期、まだ構築が洗練されてなかった超越ウィッチにおいて、「フレデスとルーンブレードサモナー(以下ルンブレ)のどちらがフィニッシャーに相応しいか」というのがウィッチ使いの間で議論の種になった。
当初はルンブレの方が評価が高かった。
打点が高く、十分スペブすれば1枚でフィニッシュまで持っていけるという点が評価されていたのだが、構築の見直しや手札上限の仕様変更を経て手札が回りやすくなると評価が逆転。
フレデスはコストが0まで下げられ、次元の超越との同時プレイが非常にやりやすい点がルンブレより遥かに優秀ということになり、ルンブレは環境から姿を消すことになった。
この頃から「スペブでコストが下がるフォロワー」の強さがシャドバ民に認知されるようになったと言えるだろう。