フェンリル(Fenrir、「地を揺らすもの」の意)は、北欧神話に登場する狼の姿をした巨大な怪物。
ロキが女巨人アングルボザとの間にもうけた、またはその心臓を食べて産んだ三兄妹の長子。彼の次に
ヨルムンガンドが、三人目に妹のヘル(シャドバ未実装)が生まれた。また一説には
ハティと
スコルはフェンリルの息子だと言われている。
神々に災いをもたらすと予言され、神々によって拘束された。ラグナロクでは最高神
オーディンと対峙して彼を飲み込む。
語尾に『狼』をつけてフェンリス狼(Fenrisúlfr)、フェンリスヴォルフまたはフェンリスウールヴ(フェンリル狼)とも呼ばれる。
別名にフローズヴィトニル(Hróðvitnir、悪評高き狼の意)やヴァナルガンド(Vanargand、破壊の杖)などがある。 んやで。
シャドバでは特殊台詞として、
親父に対して「気にくわねぇツラだぜ。」
宿敵に対して「てめぇもここまでだな!」といった台詞が用意されている。
弟と
息子たちに対しては特に言いたいことはないらしい。
神撃のバハムートでは初登場時は神話通り拘束された姿で登場したが最終的には逃げ出す。
シャドバのイラストで使われているのはその次に登場した「ルナティックフェンリル」。そこでは拘束を引きちぎり、神々に復讐しようと怒り狂うフェンリルが描かれる。
最後に登場したのは「フィンブルヴェト・フェンリル」再び神々に捕らえられ永劫の氷期〈フィンブルの冬〉に拘束され、神々への憎悪を膨らませるフェンリルが描かれている。
中性的な見た目をしており、イラストを描いた「まよこ」氏曰く「フェンリルは明確に性別を意識して描いてたのと、確か画集に載せたラフに胸元が見えてた気がするけど、見た人の好きなように解釈してもらって良いと思います…(:3っ)∋」だそうだ。
ちなみにグラブルでははっきり女性と明記されてしまった。