概要
ペペロンチーノの正式名称は、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ(にんにく・オリーブオイル・唐辛子)で、材料はこれに食塩とパスタを加えただけのシンプルなパスタだ。シンプルゆえにさっとつくれる上にうまいし安い。一人暮らしなら覚えておいて損はないパスタと言えるだろう。狂信的なペペロンチーノ教信者はこれ以外の食材を入れるな!などというが、別にうまけりゃベーコンでもきのこでも入れればいいんじゃないですかね。(まぁそれをペペロンチーノと言うかどうかは置いておく)
1
まずパスタを茹でる用のお湯を沸かす。大き目の鍋になみなみと注ぐので、結構な時間がかかる。お湯を沸かす時間でソースは完成する。
お湯に塩を投入するが、割と多めに入れて良い。ちょっと薄めの味噌汁程度の味になるくらいが目安。なぜ茹でるお湯に塩がいるかというと、沸点が下がるからなどと言われているが自分はパスタに味をつけるためと考えている。パスタにしっかりと塩をきかせればソースに塩を投入する必要はない。また、ソースにこのパスタのゆで汁を使うので無駄にならない。
2
ニンニクをひとかけらみじん切りにして、唐辛子は細かく輪切りにする。そしてオリーブオイルをフライパンになみなみと引く。このオリーブオイルは結構多めにいれる。フライパン全体が浸るくらいでよい。そしてもう一つ重要なポイントとして火にかける前ににんにくと唐辛子を投入する。これによってより風味がオリーブオイルに移る。火は弱火がよい。そうでないとニンニクが焦げてしまう。
3
パスタを茹でる。時間はだいたい8分。お湯が沸騰している状態でいれる。しばらくしたらコップ半分ほどのゆで汁を取っておき、先ほどのフライパンの中に投入する。ここからみんな大好き乳化のお時間(厳密には乳化じゃないらしいけど)。乳化とは油と水が完全に混ざり合った状態を指すらしい。フライパンを中火にかけ、お湯とオイルをかき混ぜる。しばらくしたら乳化するよ!
4
8分ほどしたら一度麺を試食し、ちょっと硬いかな?と思うくらいになったらざるに上げて麺を先ほどのソースの中に投入!中火にかけソースがしっかりパスタに絡むようにかき混ぜる。この間も麺は柔らかくなるのでちょっと硬いくらいにお湯から上げておけば食べるときにちょうどいい状態になるというわけだ。
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皿に盛りつけてパセリなんかをトッピングするとオシャレ!これでペペロンチーノのかーんせい!
まとめ
今回はシンプルなペペロンチーノを紹介したけれど、ここにベーコンや鶏肉、魚介類、キャベツ、玉ねぎ、きのこなどを入れてもだいたいおいしくなる。幅広い構築がウリのデッキなのでみんなもいろいろ試行錯誤して自分だけのペペロンチーノを作ろう!