第29弾カードパック「ミスタルシアの英雄」にて登場したブロンズのネメシス・フォロワー。

幼き糸使いがマリオネットドラゴンを引き連れて戻ってきた。1行だけのシンプルな効果から一転、2種のエンハンスから進化時まで効果モリモリに。糸使いの上位互換である。*1
1/1/1のスタッツで操り人形を加えつつ序盤の攻防に寄与できるのは糸使いの通り有用。職人の一念はローテ落ちしてしまったが、このカードのおかげで再び2ターン目に花園に咲く人形を起動できるようになった。順調に連携も稼げるのでミカエルとも相性が良い。

加えて自身の進化時に人形をもう一枚加えることができるように。破壊数を稼ぐスピードも上がるため、20破壊でライルの人形のアクティブ化にも一躍買ってくれる。
但し進化時スタッツ上昇は+1/+1と小さく、アグロムーブとして進化を切るのはやや勿体無いか。下当たりはしやすくなるのでエンハンスで狭くなる盤面との相性は悪くはない。

エンハンス6では人形を加える枚数が3枚になり、マリオネットドラゴンを場に出す。
ストリングマイスターのように自身のバフは発動しないが、7/7を場に出しつつ除去をしながら顔を削ることができるため進化時効果も併せて中盤での繋ぎに活用できる。

エンハンス8では人形を3枚加えつつマリオネットドラゴンを2体に分身させる。
0コストで2点のバーンが飛んでいくため十分フィニッシャーとしての活躍が期待できる。本体効果と進化時効果で4体用意できるので、当て先があるなら本体だけで8点バーンが飛んでいく。人形の団結でラストワード持ち人形を用意できればさらに8点。ライルの人形も揃えばOTKが成り立つ。
災厄の匣・パンドラ進化後の残り8点を削りきるのにも使えるかもしれない。

弱点を挙げるとすれば前述の通りオーキスとの相性か。後半に連れてエンハンスが邪魔になる局面も増え、オーキスをはじめ他カードとのシナジーが噛み合わない部分が生まれてくる。糸使いみたいにPPが余ったら投げておく程度の意識で良いだろう。
他にも打点を出すには相手が当て先を用意する必要があることも留意事項。

ローテーションではもちろん、2Pickでもバチクソに活躍することが予測される。