フェアリー無限ソース。しかし、フェアリー補充手段など腐る程あるエルフにあっては評価は微妙。
コスト4と微妙に重いし、アミュレットなので場を埋めるのもマイナスポイント。
一応妖精の楽園と違って置いたその場で即座に使えること、手札にフェアリーがあれば起動しないので無意味に手札を圧迫しないのは長所。五十歩百歩だが。
無制限に補充できるわけではないので、ローズクイーンやフェアリーブレイダー・アマツなんかとは組み合わせづらい。

しかしこのカードを使うに値する差別点は存在する。

・限定無限リソース
　フェアリーをなくなるたびに回収するため、常にフェアリーを握れる。

・手札を圧迫しない
　無限リソースでありながら手札にフェアリーがあるかの判定を行うため、過剰に抱え込むことがない。

・デッキスペースを圧迫しない
実はこのカードの真骨頂。依存度こそ高くなるが他のフェアリーを手札に加えるカードを入れる必要がない（むしろ入れると手札が狭くなる）。フェアリー回収をこのカードのみにしても、スターリーエルフと併せて合計5枚程度入れれば十分に引き込める。

同じように大量のフェアリーに特化したデッキであるフェアリーブレイダー・アマツ軸では20枚以上の、コントロール寄せ自然エルフでも10枚程度の生成カードを投入することを考えれば十二分な利点といえる。
　　アマツは手札に大量に抱える必要があるし、自然もラティカ要件を満たせさえすればいいけど

ちなみにこのカードの「自分の他の手札にフェアリーが0枚なら」判定はカードプレイ前の手札でおこなわれている。
具体的に言うと手札にフェアリーがあるときに新たなる運命をプレイした場合、ドロー後にフェアリーは手札に加わらない。
もちろんフェアリーが存在しないときに新たなる運命をプレイした場合は手札に加わる。
またその時に手札に光の道筋があった場合、ドロー処理はこのカードの効果の後に行われる。

どうでもいいが、後に「妖精を捕まえるのに罠など必要ない」と明言したカードが登場したため、世界観的にも存在意義を根本から否定される事態に。

後にGems of Fortuneで再評価。従来のPPの廃棄先としてだけでなく、ジェムの触媒になったりする多面的な強さを評価された。

第20弾カードパックである暗黒のウェルサで瘴気の妖精姫・アリアが登場。無限リソースであるこのカードと相性が良く、フェアリー軸で活躍する可能性がでてきた。