バフコントロールヴァンプ(VECア後) - おんJシャドバ部

サンプルデッキ

備えぬ者よ、朽ち果てよ。
※このデッキはVEC期ア後のデッキです。

概要

クドラクというAOEを手に入れたことにより懐かしの昆布が帰ってきた！
ブラッド・コアをはじめとしたの圧倒的な回復カードの数々で、疾走環境に泥試合という病理を撒き散らす！

採用カード

主要カード

クドラク	今回のデッキの要。手札バフでAOEの打点が上がる。ラストワードでスタッツアップしてデッキに自身を埋めるため、デッキアウトやAOEが尽きるという事態を防げる。自傷ダメージが意外と痛い。ラストワードでも受けることを忘れずに。
胎動の魔神	進化すると毎ターン開始時のドローを増やしてくれる。今回のデッキでは主にドローソースとして使う。ターン終了時効果もじわじわと相手の顔を削れるので耐久するこのデッキには合っているのだが、手札を捨ててしまう点が玉に瑕。特にバフをかけたシャランゼアが消えるとフィニッシュプランが無くなるので、捨てたくない場合は常に手札を７枚以下になるよう管理しよう。ナテラを生み出すカードが少ないのでEPを切って進化させることもしばしば。ファンファーレの３点回復が地味にありがたい。
覆面の闘士・シャランゼア	このデッキ唯一のフィニッシャー。魔神起動後ならば無条件で飛んでいく。手札でちまちまとバフをかけておいて、耐久戦で疲弊した相手をナイトメア・フォールダウンで憎悪の澱みに沈めよう。忘れられがちだが素で必殺を持っており、体力も高めなのでどうしようもないときは５ターン目に出すことも考えよう。

補助カード

インサニティ・マナ	１０ターン目以降に出すと０コストで相手の顔面を削りつつ回復する超有能カード。基本的には１０ターン目効果を前提に採用しているためなるべく温存しておこう。そもそもナテラとシナジーを持つカードが魔神しかないのでPPが余っても出すようなことはないだろう。
荒野の休息	回復兼ナテラ。これもなるべくならば回復に使いたい。とはいっても２コストで回復のみでは隙が大きい上に他に序盤でナテラを出すカードが蝙蝠くらいしかいないので隙があれば１枚くらい切ってしまっていいだろう。０コスのナテラを抱えておくと、場にナテラがすでにある場合にシャランゼアを５ターン目に飛ばすことができる。滅多にないが覚えておこう。
片翼の悪魔・ピユラ・魅惑の一撃・理性の崩壊	バフ枠。主にクドラクかシャランゼアに使う。その他注意点はプレイングの項にて。
歪みし蝙蝠	何も考えずに２ターン目に出せるカードがこれだけってマジ？このデッキの序盤の動きとナテラの有無はこいつにかかっている。復讐時の守護が偉い。
悪逆の公爵・ユリウス	復讐状態にコアと合わせると進化権を使わずに１０点回復しつつフォロワーを１体取れる。３ターン目においても割といやらしい活躍をしてくれる。
悪夢の始まり	言わずと知れた超強力なドロソ。フォロワーが少ないこのデッキでは非常に重宝する。
ブラッド・コア	序盤が弱くてもどうにかなるのはこのカードのおかげ。１０点分フルに回復したいが、相手のデッキタイプからリーサルを判断して体力１１以上でも起動させることも考えよう。
姦淫の翼	エンハンスでのドレインがバフをかけたフォロワーとマッチする。特にユリウスは進化で攻撃が４上がるため、７PPで１０点弱回復できる。

採用検討枠

母なる君	確定除去カードが１枚もないため処理札として使うことが多い。しかし１０ターン目以前にはナテラが全然割れないので復活効果にはあまり期待できない。
姦淫の絶傑・ヴァーナレク	最初は「クドラクで２回自傷できるやんけ！」と思って自傷軸でデッキを作っていたのだが、疾走環境で自傷があまりに痛いことと、クドラクのラスワは基本的に相手のターンに発動するために全然カウントが稼げないという致命的に弱点によりあえなく没となった。ドロソに加虐の独房を入れるのならば検討の余地はある。
極光の天使	耐えきることと序盤の薄さを考えると採用をしてもいいが、相手に疾走札を温存させるだけという点やドラゴンに対してはほとんど無力である点で不採用。
姦淫の口付け	１点回復２点除去が焼け石に水なことが多く、ドロソの少ないこのデッキではバリューが低すぎるので手札が枯れやすくなってしまう。
悪魔の囁き	除去しつつドローできる。こちらはフォロワーが少ないので自傷はあまり痛くない。相手に引かせてしまうデメリットもあるが、横並べにはクドラクのAOEが刺さるので手札や盤面と相談しながら使おう。
飢餓の輝き	除去札として使えるのはもちろん、アニエスのようにシャランゼアにバフをかけて飛ばすこともできる。
フルフル	バフカードだが隙が大きい。バフの撃ち先が少ないので不採用。
レイジコマンダー・ラウラ	すべてのヴァンパイアフォロワーを疾走札に変えるカード。バフとは相性がいいものの現環境では復讐状態に入れること自体が危険で、発動率が思わしくなかったので今回は見送り。
堕落の漆黒・アザゼル	顔を守りつつ復讐に入れる。回復との噛み合わせが悪く、復讐状態でのうまあじが少ないので不採用。とはいえ特大バーン、ゼウス等の大型疾走を防ぐためにピンで採用するだけでも精神衛生上よろしいのでそこはお好みで。
サロメ	回復しつつ除去できるえっちなお姉さん。バフとの相性はいいが５コストというのが微妙に使いづらく、バフをかけていないとほとんど活躍できない。
シヴァ	回復とバーンが主な使い道。安定して発動できるので母なる君よりはこちらの方がいいかもしれない。

マリガン

歪みし蝙蝠と悪夢の始まり以外は返す。
後攻ならば魅惑の一撃。
魅惑の一撃とクドラクがセットであると後攻４ターン目まではかなり楽になる。

プレイング

とにかく死ななければ安いの精神が基本。
一度軌道に乗ればかなり安定して戦えるので序盤が最大の山場。
ある程度のダメージならばコアでチャラにできるため、あえて除去をせずにクドラクへのバフやコア設置などに回すのも一つの手。
魔神さえ起動してしまえばあとは除去しつつせこせことバフをしていこう。

・バフについて
クドラクとシャランゼアのバフが最優先だがユリウスやピユラ、蝙蝠でも構わない。
その理由として
①低コスであるため、中盤での進化＋姦淫の翼での回復に期待ができる。（特に無償進化＋攻撃４上昇するユリウス）
②ブラッド・コアの起動に２コスフォロワーは便利であり、その際に大型フォロワーが取れるようになる。
の２点があげられる。
相手が隙を見せるまではバフも回復や除去に回して、耐えることを優先しよう。

相性

どのデッキが相手でも「回復して耐える」ことが基本となる。

対エルフ

豪風リノは防ぐ手段がないので不利。
アマツはやや不利だが一度に２０点出されることはほとんどないので、フェアリーをクドラクで一掃した上で回復することができれば勝機が見える。

対ロイヤル

五分。潜伏や横並べが多いのでクドラクが勝敗を握る。
体力最大近くをキープすることを意識し、リーサル圏内に入れないことが大事。

対ウィッチ

魔道具専門店が最大の敵。
蓋をされるうえに対処方法がないので出されたらほぼ確実に負ける。
土バーンや疾走はきっちり回復すれば息切れしてくれるので耐え忍ぼう。

対ドラゴン

長期戦になればなるほどこちらが不利になるという理不尽なマッチング。
守護は少ないので１０ターンが来たらなるべく早くマナとシャランゼアで決めてしまいたい。
ジェネドラ＋侵食のバーンダメージよりも体力が多ければ突然死ぬことはおそらくない。

対ネクロ

最近少なくなった。
トートが起動すると厳しいので相手のまわり方次第。
除去が少ないのでユリウスが結構刺さる。

対ヴァンプ

あんまり見ない。
機械相手だとバフをかけたモノでOTKされるとどうしようもない。

対ビショップ

疾走に対してはやや不利～五分
あまり動かない序盤に除去するための態勢を整えよう。
特に手札から打点が出やすいのでリーサルの間合いを間違えないように気をつけること。

対ネメシス

一度も当たりませんでした…
たぶんクドラクが刺さるので有利（適当）

やっぱり不利ばっかじゃねえか！
環境が環境だし仕方ないね♂
うまく回れば疾走ビショと自然ドラゴンにはそこそこ戦えるから許し亭許して…

まとめ

ひたすら耐えて泥試合をするという古き良き昆布を思い出したい方におススメです。
そして突然バフシャランゼアでリーサルしてビックリさせたる！

空中より繰り出される過激なる一撃は、
まさしく大地を穿つ『猛毒の杭』……！

あとデッキ画像のフォロワーやスペル、レアリティの配置が美しい…美しくない？