バロンに認識阻害の魔法を掛けられており、バロン以外には顔が認識されない。
正確な年齢は不明だが肉体はまだまだ発展途上に見えるので実年齢も相応のものだと思われる。
相棒が近くにいるときは会話の一部の単語がカタカナになったり、語尾を伸ばしたり、「♪」
*2をつけたり、わざとらしく驚いて
*3見せたり、返事が「あいあい!」
*4だったりと明るく振る舞う。ただし、
バロンがいない時の(シリアスな)描写を見る限り、素は明るく楽観的な性格でもないもよう。
どこかで覚えた歌をよく口ずさむ。
口付けに、近いもの。
眼差しから、遠いもの。
触れる手、指、降りしきる言葉。
絡まり合うなら、ほどけていく――。
彼女は富裕層の生まれであり、幼い頃から生活に不自由することはなかった。上の歌も、そんな彼女の母からよく歌ってもらったものである。
だが、ある日突然母親を殺害され、その母の仇を銃で撃ったことをきっかけとして、
*5盗みや殺しで生計を立てるようになる。
そんな生活を続けていくうちに精神が摩耗し、自分の命にさえ無頓着であった時にバロンが殺されかける場面に遭遇し、助けたことから、彼女が生きる明確な目的が生まれた。
得物はリボルバーで、1度に見える動作で2発弾を撃ち込めるなど早撃ちが得意らしい。建物を飛び越す大ジャンプをしたりと超人的に身軽。命を奪う時には、1発はおまじないとして念入りに2発入れる。これは彼女の過去に基づくようだが……?
さぁ!あらゆるものを取り返そうか!
《ゲット・エヴリシング・バック!》