語源は、
機械が出す熱や光に誘われて
虫(bug)が機械内部へと侵入してしまったことで機械に不具合が生じてしまったことが由来。現在ではプログラミングミス等によるソフトウェア的な不具合にしかほぼ使われなくなっている。
バグを見つけ修復する行為はデバッグ(debug:虫を除く)と呼ばれる。
ゲーマーならよく耳にする言葉のはず。
基本的には不利益しか産まないので、発見され次第速やかに修復される。かつては一度出荷してしまったら修復はほぼ不可能だったので、バグはそのまま製品に残さざるを得なかった。開発者としても納期に間に合わせるためにデバッグしきれないことも多かった。ゲームにおいてもバグはゲームバランスの崩壊に繋がりかねないものなので基本的に目の敵にされる。とはいえバグのおかげで評価されるゲームも多いので何が起こるか分からないものである。
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現在ではパッチやアップデートといった形でオンラインで修復出来る。大変便利な時代になったものだが、その反面販売元のデバッグへの意識の低下がユーザーから懸念されている。特に発売直後にバグまみれだったりすると、プレイヤーが自主的にデバッグ作業に協力しているように見えることから「有料デバッガー」などと自嘲されることもある。
また開発側のバグに対する対応が、「バグが運営に不利益だと迅速に、ユーザーに不利益なら後回しで」などと言われることもある。
色々不満が挙がることの多いバグだが、その裏には上司からバグについて小言を言われながら緊急でデバッグに臨むプログラマーさんがいることを忘れないであげて下さい。