■召喚石


■キャラ


風属性のSSR召喚石として登場。味方全体に風属性攻撃力UPと土属性ダメージカットを付与する。土属性の弱点が風属性なので土属性の敵を相手にするのは基本風属性のパーティということで、攻防の両面を強化してくれる効果を持っている。全属性同じ効果の石が存在し、土属性のギルガメッシュ、光属性のヘクトルなど彼女達の他にもシャドバ(神バハ)にいる顔も含まれていたり*1。これらの石は似たような効果を持つSR召喚石のカーバンクルシリーズの通称である鞄から取って高級鞄と呼ばれている。登場からだいぶ経ってから付けられた公式の総称はエピックシリーズだが全く浸透していない。

その後、石の最終上限解放の素材や新しい武器をドロップするマルチバトル*2として戦えるようになる。マルチバトルの敵としては珍しくオーバードライブゲージがなく、ブレイク状態にして特殊技を止めることができない。
ソロバトル化したことからも分かる通りすっかりインフレの波に飲まれそこそこの騎空士であれば片手間で倒せるが、挑戦可能レベルに到達したばかりで挑むと恐らく痛い目を見るくらいには強い。また、HPが50％を切ると自身に受けたダメージを反射するバフをかけてくるのだが、この反射ダメージに上限が設定されておらず下手に殴れば数十万単位のダメージを受けてほぼ確実に落とされてしまうので注意が必要。なお、かつてはバイヴカハ以外が使う反射も、同じくほぼ死亡確定レベルの反射ダメージを受ける仕様だったのだが色々あって調整されたという経緯がある。そのためバカみたいな反射ダメージを見て昔を懐かしむ古参騎空士もいるとかいないとか。

そしてマルチバトルとなってからまたしばらく月日が経ち、唐突にプレイアブルキャラクター化を果たす。2022年11月現在、高級鞄石の中で唯一のプレイアブルである。種族は星晶獣。
武功を挙げた兵士の死体を葬ってやるため引き上げる依頼を受けた主人公達が向かった戦場跡にて、件の兵士の死体の側に3人で佇んでいた。
彼女達は兵士を見初めそれに力を与える役割を持っており、見初められた兵士は強大な力を得て名誉を得るものの二度と日常に帰ることが叶わなくなるとのこと。件の兵士もその力で武勲を挙げたものの力尽きてしまったのだった。
500年前の覇空戦争の時代から彼女達は幾人もの兵士に力を与えその誰もが名誉を得て満足して死んでいったのだが、ただ1人今の時代にも英雄として名を遺す1人の兵士だけは、死の間際に日常に帰れなくなっていることを伝えると「家族の元に帰るために戦って来たのにふざけるな！」と激昂し、妻と子への未練を口にしながら息絶えた。最初は特に気にせず役割を続けていたものの、前述の通り皆満足して逝く中でただ1人違う反応を見せた英雄のことが気になり、家族とはどういう存在なのか知りたくて彼の子孫を探すため英雄の子孫であれば武勇に優れているだろうと戦場を渡り歩いていた。
事情を知った主人公が武勇に優れた戦士であることを見抜き、共にいればいつか英雄の子孫に会えるかもしれないと同行することになる。
英雄の例の通り、本人に了解を取らず勝手に力を与えて名誉は約束するが日常に帰れなくするというわりとはた迷惑な行動を取っていたわけだが、英雄の子孫に自分達は先祖を死に追いやったのだから恨まないのかと訊ねたりと自らの行いを反省している様子なので、基本的には善性の精神構造をしている様子。

3人は姉妹でそれぞれに名前が付いており、真ん中の天然っぽくちょっと幼い感じの末妹のバズヴ（CV:井上麻里奈）、こちらから見て左の少し妖艶で悪戯っ子っぽい言動を取る次女のバハヴァハ（CV:小松未可子）、同じくこちらから見て右の理知的で丁寧な喋り方をする長女のモリガン（CV:雨宮天）と中々に豪華な声優陣。個々の名前は彼女達の間で個体識別するために便宜上付けられたもので、三位一体の星晶獣バイヴカハというのが正式な名前だそうな。が、常に3人で行動しているが上記の通りそれぞれに性格も異なっているし、思考が共有されているということもないようである。