おんJシャドバ部 - バアル
阿鼻叫喚
雨音に消える!
バアル
コスト:3
フォロワー
クラス
ヴァンパイア
レアリティ
レジェンド
タイプ
-
パック
運命の神々
CV
潘めぐみ
イラストレーター
久方綜司
進化前
攻撃力
3
体力
3
融合
;元のコスト3以下のヴァンパイア・フォロワー
----------
ファンファーレ
「これに
融合
した枚数」が3枚以上なら、カードを自分の手札が6枚になるまで引く。
融合
が6枚以上なら、さらに、相手のフォロワーすべてに6ダメージ。
進化後
攻撃力
5
体力
5
フレーバーテキスト
【進化前】
雨音ではない。それは彼女の足音である。
雷鳴ではない。それは彼女の歌声である。
疾風ではない。それは彼女の吐息である。
――『嵐、来たりて』、七節
【進化後】
仰ぎ見よ。今こそ彼女が雲海に座す。
落涙せよ。今こそ彼女が地を睥睨す。
震撼せよ。今こそ彼女が誅伐を下す。
――『嵐、来たりて』、十六節
概要
第17弾カードパック「
運命の神々
」の
アディショナルカード
にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。
手札の融合素材をコストに盤面の敵を一掃できる。使った分はちゃんと補充してくれるあたり安心設計なフォロワーである。実装後の処理順次第だが、
背徳の狂獣
との相性も良さそう。
ただし融合素材のために構築が縛られるのと、長期戦になってくるとこういうドローカードのせいでうっかり
ライブラリーアウト
になってしまいがちだったりする。
実装後の評価
やはりというべきか
背徳の狂獣
を主軸にした
背徳ヴァンプ
で活躍している。
今までの
背徳ヴァンプ
は盤面にフォロワーを並べられると顔面にダメージを飛ばしにくいという欠点があったが六枚融合することで盤面を全除去しつつ顔面に最大6ダメージ入れられるようになった。相手の場の強力な面を返しながらダメージを入れるとかなり気持ちいい。
また、二枚目の
背徳の狂獣
など腐ったカードを融合し、手札をリフレッシュできるという点も強い。
他にも大量ドローと相性の良い
鏖殺の大悪魔
などとも相性が良い。
このように約半年ほど
背徳ヴァンプ
で活躍していたカードだったが、
背徳の狂獣
が落ちるとともに環境から姿を消した。
バアルについて
バアルとは古代メソポタミアで信仰されていた、雨と嵐の神。ひいては干ばつを潤す豊穣の神である。
ダゴン
の子にあたる。
また
ソロモン72柱
の悪魔の一人でもあるが、
神撃での設定
を見る限りはメソポタミア神話の方がモチーフになっていそうである。
旧約聖書、また後世のキリスト教観に基づく悪魔学ではバアルは人々を惑わす異教の神であり、やがて悪魔として扱われるようになったという経緯がある。
ベルゼブブ
は元々はバアルの別名である「バアル・ゼブル(偉大なるバアル)」をキリスト教に輸入された時に「バアル・ゼブブ(ハエのバアル)」と呼んでおり、馬鹿にしていたもので同一の存在だったのがそのまま別の悪魔になったと言われている。
ソロモン72柱の設定
ソロモン72柱でのバアルは
序列第1位
。東方を支配し、66の軍団を率いる大いなる王である。さまざまな姿で現れ、ヒキガエル、猫、または人間に似た姿、もしくはこれら全てを併せ持った姿を取るという。しわがれた声で話し、人を不可視にしたり、知恵を与えたりする力を持つとされる。
また、バアルはバエルと表記されることもある。…ん?どこかで…
グラブルのバアル
グラブルのバアルは外見が大きく異なっている。猫がいるのはソロモン72柱のバアルの設定を汲んだからだと思うんだけどなんで楽器持ってるんやろ。
まずは召喚石として登場。召喚効果でクリア(状態異常の回復)が出来るためサブに置く石としては優秀。現在は召喚効果にクリアがありサブに置くだけで与ダメージ上昇効果を持つ
ハングドマン
がいるため採用率が低いが、クリア回数を増やしたい場合はさらにバアルを入れることも検討できるだろう。
続いてレイドボスで登場。ドロップする武器のうちソロモンドライブがなかなかに優秀で、最終編成には入らない事が多いがそれ以外のティターン編成なら編成候補に入る性能である。
シナリオイベント「星の獣のレゾナンス」に登場した後しばらくしてプレイアブル化。自分と味方一人を強化する「セッション」とチェインバースト(同ターンに奥義を2回以上発動することで発生)で強化効果を発動するサポアビが特徴的。ディスペル(相手の強化効果を消す)効果付きのアビリティも持っている。
中長期戦でのサポート性能が高く恒常土属性キャラとしてはかなり当たりの部類。
だが最近実装されたver2の戦闘システムではチェインバーストが非常に出しにくくなり
*1
、大幅に弱体化。ユーザーから何らかの救済措置を望まれていた。
その後戦闘システム修正でチェインバーストが従来のシステムに戻ったため、ver2でも真価を発揮できるようになった。
余談
このカードを最初に発表したのは、スレでもたまに話題になる
Forte Dark Dragoon
氏。オリジナルのPVも作っており気合を感じさせる。