第11弾カードパック「
次元歪曲」の
アディショナルカードにて登場したレジェンドのウィッチ・フォロワー。
そのまま出した時の性能は、
スペクター以下の1/1必殺。
暴竜・伊達政宗と比べてはいけない。
もっとも、進化時能力のヤバさから、強引にでも相打ちに持ち込んでくれる可能性はあるので、一応必殺も腐りはしない。そもそもウィッチには必殺がほぼ皆無なので別段食い合いはしないか。
進化時能力こそが本領で、スペルカードをランダムに1枚サーチしながら、そのコスト分バフをかけることができる。
上手く高コストスペルを引ければ、2コストとは思えないほどの爆発力を発揮できる。
しかし、その爆発力を得るためには構築を大きく縛る必要がある。
例えば
知恵の光や
マジックミサイルは投入できず、必然的にスペルブースト関連のカードも使いにくくなってしまう。
そのため、このカードを使うとしたら秘術ウィッチなどになるだろう。
バフを度外視すればスペル系のウィッチでも使えないことはないが、
未来視の魔女の方が適任だろう。強いて利点を挙げるならば
バロンなどの処理に使える点だろうか。
またローテーションでは、ジオスのサーチに引っかかるものににあまり有用なカードが多くないというのもかなり大きな問題。
ちなみに最高コストは
大紅蓮の
6。
そしてこのようなカードの常ではあるが、後半に引いてもあまり役に立たない。ウィッチはEP回復手段が多い方だが、構築の都合上、スペルを素引きしてしまうことも多いだろう。
よってローテーションでは微妙なカードという評価を下されてしまっている。
…が、このカードはアンリミテッドで本領を発揮する。
まずサーチ先のスペルが
連鎖する雷、
変異の雷撃、
大召喚、
双璧の召喚などといった、中々優秀な高コストが揃っている。
また、既存の
オズの大魔女を軸とした秘術ウィッチが、低コストスペルを減らして、高コストスペルを少々積むような構築であったために、既存のデッキに自然に組み込みやすく、さらにオズの大魔女自身とも好相性な点も見逃せない。
最初にも述べたように、2コストフォロワーに進化を切るだけで、かなりの高スタッツの必殺が立ち、スペルのサーチまでできてしまうのはとても強力である。
進化すればスタッツが跳ね上がるので、進化せずに置くだけでもかなり
ヘイトを集める。コストに対して非常に大きいプレッシャーを掛けられる。
総じて、上手く活かせる構築を組めば、安いコストで莫大なリターンを得られる強力なカードと言えよう。
なお、pickでは絶望的に弱い。2コスト相当のスタッツを持ち合わせていない上、高コストスペルに絞ってpickするなどまず無理なので進化権を切る価値はほぼ皆無。うっかりpickしたら、2コス必殺と割り切った方がいいだろう。
さらに
ジェムオブフォーチュンでも構築に輪をかけて弱い。一見するとスペルをサーチするということで相性がいいように見えるのだが、ウィッチのスペルしかサーチできないため、進化権を使ってもただの1/1突進必殺でしかなく、進化権使ってこれではあまりにも割に合わない。
ウィッチを使い慣れていない人では、構築するとき、ウィッチスペルを入れていないと、うっかりジオスに進化権使って何も引っ張ってこずにフリーズするということが稀によくある。サタンを出してアスタロトの宣告を引っ張ってきて11/11!!とはならない。注意しよう。(n敗)
というかウィッチを使い慣れてる人でも間違えることがある、ワイやで。(n+1敗)