なお、最新作では今までボコボコにできたフェアリータイプが炎技のマジカルフレイムを軒並み覚えてきやがったり、高火力なダイマックス技に対しては数値受けができず非接触なのでてつのとげも働かないと環境的には向かい風。それでもいたらほのおを出さなきゃとかメンバー選出の段階から対策が必須であるので、なんだかんだ採用され続けている。
これらの特徴からもっぱら
耐久役を任される。耐久ポケ殺しの
どくどくや
やどりぎのタネをタイプのおかげで無効化できたり、ぼうぎょ種族値131、とくぼう種族値116と高い水準の耐久ステータスを持っていることもあり、非常に厄介。ポケモンによっては
完全に沈黙してしまうこともある。。固そうな見た目をしていることもあり、納得である。
また、その耐久型のイメージを逆手にとって、こだわりハチマキなど火力補強アイテムを持って攻めに回る例も見られる。例え火力に特化しても、素早さに努力値を振る必要がないため耐久を伸ばしやすく、ある程度の耐久を持つためダメージの少ない受け出し(相手が技を出すこと前提で交代すること。1回攻撃を受けてしまう)から有利対面に持っていける。前述の受けとは違い、流しに最適な型。役割
論理と呼ばれる戦術で使われることが多い。
余談だが役割論理を掲げる者を論者と呼び、
悲しいかな近年シャドバにも進出してきているようだ。
相性の良い組み合わせはブルンゲルやギャラドスなどの炎格闘に強いポケモン。ナットレイは電気タイプに対してかなり強い(めざ炎は知らん)ので水や飛行といったタイプのポケモンとよく組まれる。
また、バシャンダーナットと呼ばれる(基本メガ)バシャーモ、サンダーとの組み合わせも有名。サンダーと共にバシャーモの苦手なポケモンの相手をすることでバシャーモの突破力を最大限に生かす構築だ。こちらは剣盾環境では使えない。
ちなみに、夢特性はきけんよちであるが、進化前のテッシードはあろうことか夢特性も通常特性もてつのとげであるため、進化するまで特性がわからない。
ほぼやる人はいないだろうけど夢特性個体を厳選するときは気を付けよう。