ドローで手札を増やす効果を持ったカードのこと。
メインの効果に加えて1ドローがついている手札の増えないものは
キャントリップ(例
マジックミサイル)、
他のカードと組み合わせて手札を増やすものは
ドローエンジン(例
希望の女王・リテュエル)
と呼ばれたりする。はえーすっごいオシャレな呼び方……。
デッキからカードを手札に加えるなかでも、ドローではなく特定のカードを手札に加えるものは
サーチ、サーチャーと呼ばれる。
これについては該当項目を参照。
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サーチ
カードゲームにおいて手札とは動きの源となる重要なリソースで、それを補充できるドローソースもまた相応に重要である。
頭ワンダーランドを経て大人しくなった(当社比)シャドバにおいても
運命の導きや
悪夢の始まりのような強力な手札補充はほぼ全てのデッキに積まれている。
もちろんドローするだけでは勝利に直結しないが、
5〜6ターンで勝負が決まるような環境でもなければ基本的に必要不可欠な要素であり、勝率を高める上で一番大事な安定性に関わるものである。
ALT期のネクロマンサーやSTR期のドラゴンなど、強力だったデッキがローテ落ちやナーフよるドロー基盤の喪失で落ちぶれる事は少なくない。
逆にSTRローテのヴァンパイアのように最底辺だったクラスが強力なドロソによって蘇ることも多々ある。
インフレが進んだ現代のシャドウバースにおいては単純なドローではなく、付加価値があったり、追加の効果が優秀であったり、ドロー以外の運用法があったりするカードが採用される傾向になる。
ドローは手札リソースの回復こそできるものの、ライフアドバンテージやボードアドバンテージを生まないのでそれ単体では採用しにくいのだ。
イズニアの再興が条件付きとはいえ3コスト3ドローという破格のスペックを持ちながら、環境デッキでの採用ケースは少ないことからもそれをうかがえるだろう。