第27弾カードパック「
八獄魔境アズヴォルト」にて登場したブロンズのネメシス・スペル。
そのまま使うと
操り人形1体を出すだけという、非常にシンプルな性能。
同じ1コス人形生成カードとしてはこのカードの実装と同時にローテ落ちした
幼き糸使いが存在するため、その互換カードだろうか。
しかしあちらと違い、直接場に出すため
エンドレスワールド・オーキスの融合に使えず、また単純に糸使いがフォロワーであるのに対しこちらがスペルなために破壊数カウントや序盤の顔打点で差が出てしまうため、こちらの効果だけではどうしても使い勝手で劣ってしまう。
このカードの重要な部分はエンハンスであり、呼び出す人形の数が2体に増えた上で盤面のフォロワー全員に
+2/+2という強固なバフを付与できる。
場に出る操り人形が実質
改良型・操り人形になるので盤面処理が楽になる他、守護裏で生き残りやすいオーキスや
弾哭の執行者・キルザエルをバフすればリーサルまでの範囲を広げる事ができる。進化後オーキスがいればバフが乗った操り人形に疾走を付与できるため、合計で15点もの顔打点になる。
人形軸は勿論のこと、エンハンスを主軸とした八獄ネメシスとも相性良好。
疾走と自己増殖効果を持った
黒錆の下っ端をバフしたり、エンハンスが実質2コスになるため
職人の一念から手に入る
武装強化と合わせて二重バフをかけられる。オーバーキルに近いが、9エンハンスの
機鋒の咎人・カットスロートと
サンドボーダーのOTKにこのカードを合わせて貫通力を上げたり
ベネディクションエルフ等の体力上限増加を上から叩けるようにすることも。
問題はこのカード自体は八獄カードではないため、どうしてもピン差し運用を迫られる事。
投獄しろ
総じて、エンハンスによる
バフを上手く使いこなす事で真価を発揮すると言えよう。
筋肉は裏切らない