第19弾カードパック「十天覚醒」にて登場した、ゴールドのネクロマンサー・フォロワー。

ぱっと見で分かりにくいテキストだが、要は死ぬと5/2/1、さらに7/3/1の2段階で復活するマトリョーシカ的なフォロワーである。
単純に場持ちがよくアグロに向いてるほか、1枚で3・5・7コストを満たせるので冥府の女主人・ネフティスの効果発動に役立つ。

体力が1なので同弾で出た追憶の大天使は天敵。
また、最終的に7コストになるので、冥界への霊道やデッドメタルスターのリアニメイトを邪魔してしまうのもネック。

このカード発表時にMtGの迷テキストで知られる《浅瀬蟲》がちょっと界隈で話題になっていた。恐らくこれがこのカードのモデルだろう。
非常に分かりづらいテキストだが、トライヘッドハウンドと同様、

0/1の浅瀬蟲 → 3/3の魚トークン → 6/6のクジラトークン → 9/9のクラーケントークン

という感じで連鎖して出てくるカードである。海の食物連鎖を表現したユニークなカードなのだが、効果を正確に表記しようとした結果このような怪文書が産まれてしまった。日本語は難しいのである。

ちなみにこれ、再録時にトークンの能力の記述順が変わった結果の産物である。初出時のテキストなら別にそこまで難解でもなかったはずなのだが…


ちなみにイラストの人物と比べるとわかるが、かなりの巨躯の持ち主である。イラストでは座っているが、それでも体高10mは下らないだろうかというサイズだ。