おんJシャドバ部 - デスブリンガー

──其は《死神》
示すは《転換》

デスブリンガー
コスト:9フォロワー
クラスネクロマンサー
レアリティゴールド
タイプ-
パック運命の神々
CV-
イラストレーターカヅキテエリ
進化前
攻撃力7体力7
結晶 2;カウントダウン 3
ファンファーレ ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体をスケルトンに変身させる。
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自分のターン終了時、ランダムな相手のフォロワー2体を破壊する。自分のリーダーを5回復。
進化後
攻撃力9体力9
進化前と同じ能力。

フレーバーテキスト

プレミアム版

概要

第17弾カードパック「運命の神々」にて登場したゴールドのネクロマンサー・フォロワー。アルカナカードの一人。

結晶は、ファンファーレとラストワードで相手のフォロワーをスケルトンにできる。
ほぼ確定除去として働くため、2コストの神魔裁判所のように使えるだろう。

本体は、9/7/7とサイズが大きく、ターン終了時に相手のフォロワー2体破壊+リーダーを5回復と、なかなか豪快な能力。素出しするにはコストが重いので、フェイタルオーダーソウルテイカー・ララなどで早い段階から使っていきたい。

活躍

FOH期
間違いなく強い効果ではあるのだが、競合の高コストが多いのと、守りに寄った効果がFOH期のリアニネクロと噛み合わず採用率は低めだった。結晶の方も強いが、当時の横並べが強い環境にはあまりマッチしていなかった。

一方アンリミテッドでは、優秀な結晶能力から骸の王ネクロマンサーで多く使われていた。
結晶だけでなく本体も、アグロやミラーに対して非常に強い能力で、幽魂の棺フェイタルオーダーなどから場に出す運用も強力である。
SOR期
その後ローテーションでも、主要カードのナーフによって少しずつ注目が集まり、SOR期のRAGEプレーオフ決勝戦にて、ぱこりん選手がこのカードを3枚投入した葬送ネクロマンサー*1でファイナル進出を決めた。
当該試合では、進化ロイヤルの猛攻に対して、回復と除去のカウンターパンチが決まっており、グレモリー型ネクロマンサーの序盤の盤面の弱さを補えるという、このカードの強みが発揮されていた。


このプレーオフの配信でデスブリンガーの強さが認知されたためか、これ以降デスブリンガーを採用するデッキレシピが増加しており、実際にプロリーグでも、ネクロマンサーを採用した4チームのうち3チームが、このカードをデッキに3枚投入していた。*2
ETA期
環境が煮詰まるにつれ台頭した【ロキサスエルフ】に対抗するために、デスブリをフェイタルオーダー等で使い回すタイプの葬送ネクロが再び注目を浴びる。環境の一角で活躍を見せた。

モチーフになったアルカナについて


モチーフは大アルカナの13番目「死神/Death」か。直接的に「死」を取り扱うカードのため、また13という数字そのものが西洋においては不吉な数字*3とされやすいため、名前の所が空白になっている場合もある。
イラストには馬に乗った骸骨の騎士といったいかにも死神のテンプレといった感じの人物が描かれている。
この人物はかつての愚者とする説もあり、これは愚者が特定の数字を持たないように死神もまた特定の名前を持たないケースがあることが根拠とされている。
実際アルカナ系を扱う創作において愚者と死神の関係性はよく取り沙汰され、その場合愚者が闇落ちすると死神の力に目覚めたりするケースがほとんど。

タロットとしての意味は、
正位置の意味
停止、終末、破滅、離散、終局、清算、決着、死の予兆、終焉、消滅、全滅、満身創痍、ゲームオーバー、バッドエンディング、死屍累々、風前の灯。
逆位置の意味
再スタート、新展開、上昇、挫折から立ち直る、再生、起死回生、名誉挽回、汚名返上、コンティニュー。

不吉の象徴であるがゆえに当然ながら正位置がポジティブ、逆位置がネガティブといったタロットカードの基本から外れたカードの1枚。
大アルカナでは他には「悪魔」や「(諸説あり)」が該当する。

ジョジョの方


グラブルの死神

余談

「デスブリンガー death bringer」とは死神の別名。直訳すると「死をもたらすもの」。
ファンタジー系の作品だと大鎌を持った死神を「リーパー」、人を死に導く悪魔のような存在を「デスブリンガー」と呼ぶことが多い。