今弾のカードにほしいカードが全くと言っていいほどない。
序盤の
勇気の少年・カシムがエルフ・ロイヤルに強めなのは評価点か。(このクラス全フォーマットでいつもカシムが強いってなってないか)
相手にしたときには
弾哭の執行者・キルザエルがいるものだと思って動きたい。
終盤の面処理能力が低く、EPがないと盤面のフォロワーが取れないということになりがちなので、EPを吐かせにいきたい。
…と言っていたのもアディ前の話。
アディショナルが相手の顔を8点詰めつつ6回復可能な
ディメンションクラック、通ればゲーム終了の
災厄の匣・パンドラと凶悪なカードだったため、無事環境入り。従来から有用だった
弾哭の執行者・キルザエル、
機鋒の咎人・カットスロート等と合わせて、ピック出来た金虹で勝利を目指すクラスとなった。
アディ前からの評価のとおり、
勇気の少年・カシムや操り人形により序盤を有利に進められるのも環境的に嬉しい。
とはいえ、銅銀のスペックが上がったわけではなく、ネメシスが山札を掘れるクラスでないこともあり、良くも悪くも坊主めくりになりやすい。
銅銀のほとんどが盤面の処理にEPを要求するため、EPが枯渇しやすいのも変わっていない。(
災厄の匣・パンドラを安着できたのにEPがないなんてことも起きがち。)
このように事故が起こりやすく、アリーナで5連勝するのにおすすめできるクラスではないので、7位とした。
BO1であればエルフなどの上位クラスに下剋上をする目的で選択するのはありなので、レート向けのクラスであることには留意したほうがいいと思われる(筆者もBO1ではドラゴンやネクロマンサーより上位に置いている)。
(環境入りしたもののあまりネメシスについての考察を見ないため、以下、主観が結構入ります。一応アリーナで5勝は一回だけしました。)
ゲームプランとしては、序盤から面をつくり盤面から点を出して…と考えるのではなく、序盤〜中盤の盤面作りと盤面処理はそれなりにしながらもとにかく強い金虹を探すことに注力し(特に中盤)、終盤金虹だけでほとんど決めると意識したほうがいいかもしれない。
もちろん、可能であれば
ドールズトレーニングや
エンシェントレリックの盤面バフ(後者は機械のみ進化だが)をちらつかせながら手札を整えていきたい。
ピック段階でも、金虹で勝つという意識を強く持ちたいところ。
顔を詰めるカードがとにかく金虹頼りのため、上記のような何かしらの大打点を与えるカードがほしい。
そのほかでは、
トイズレポーター、
ダブルアームレスキューがあると、EP使用以外での盤面処理が簡単になり中盤動きやすくなるため、こうしたカードも有用。
銅銀については、スペックの高いカードをピックするのではなく、弱くても山札を見れるカードをピックした方がよいと思われる。
例えば、
花園に咲く人形は現環境では、
エンドレスワールド・オーキスがピック出来ない限り勝利に直結するカードではないため(
マリオネットダーリンも一応あるものの、現環境は人形が少なくフィニッシュ力には期待できない)、使いづらくとも
メカニカルドッグのほうを優先度を高くするといった選択も必要になることがある。同様の理由で
生命の培養も大分評価を上げてよいと考えている。
機械カードは避けた方が無難だが、
トイズレポーターに進化を切れれば機械5破壊が容易となり、
勉学の職人・ホフレによってドローに変換できる。