ヴァンパイアのベーシックフォロワー。
復讐時に疾走を持つ効果を持つ。通称花澤。
4/4/3の疾走は破格だが、条件である復讐が結構難しい上、復讐状態になるまでは役に立たないので序盤は手札の中で腐ってしまうのが少々厄介である。復讐ヴァンパイアはライフ10までうまく減らさなければならず、さらに相手の大型疾走などに常に怯えなければならないのが弱点で、昔は
ベルフェゴールや
狂恋の華鎧・ヴィーラのような便利なカードがなかったのでとても使いづらかった。そのため黎明期ではあまり見かけないカードであった。しかし、
ブラッドムーンや
ベルフェゴールなどの復讐サポートカードの追加により
復讐の悪魔や
デモンコマンダー・ラウラとともに表舞台に立つことができた。後に
デモンオフィサー・エメラダという強力なライバルが登場したが、4マナという低コストを活かして2体召喚からの8点ダメージができるので御役御免になることはなかった。現在の復讐ヴァンパイアでもフィニッシャーとして活躍している。
このカードの比較対照として出されるのが同じベーシック出身の
インプランサーである。こちらは4マナの4点と6マナで3点の
インプランサーより圧倒的にコスパがいい。しかし、復讐という条件があるので使える状況が限られ、その点では状況を選ばない
インプランサーに劣る。このカードは復讐ヴァンパイア向けで
インプランサーはアグロヴァンパイア向けである。つまり、活躍できるデッキタイプが違う。最もどっちもベーシックの中では有数の使えるカードではあるのだが。
DOVにて
必殺技のようなものを引っ提げて我らの花澤が帰ってきた。そちらは、ランダムな相手のフォロワーに3ダメージを与えつつ、
復讐状態であればダークジェネラルを1コストにして手札に加えるという効果。