闇属性の六道。ディアボロスの強化個体。
撃滅戦の闇属性担当を務める。
何かと撃滅戦のメンツは個性的な姿や言動が見られるが、こいつは見た目通り悪魔のような性格や発言で、割と
地味大人しい。
が、こいつの場合は強化前から姿がガラリと変わっているという特徴がある。
強化前が『
ヤウス書』
*1を手に掲げた人ようなの姿だったのに対し、ゼノディアボロスでは
なんと獣同然の四足歩行となってしまっているのだ。
身体中には剣が突き立てられ、それに鎖が絡み付いた外見は人としての面影を残していない。強化前に所有しあまり強くない本人を状態異常という形でフォローしていた『
ヤウス書』はオーバードライブ状態で背中から出現するという歪な状態である…
戦闘スタイルは「汚染付与をトリガーとした高火力と絡め手」。
ゼノ・ディアボロスは通常攻撃の際、たまにこちらに『
汚染』を付与してくる。これは付与されたキャラがスキルを使用すれば解除可能だが、もし解除しないでいるとそれをトリガーとして特殊技『
ディスペイン』が発動してしまう。1万近いダメージと1000以上のスリップダメージが発動するため、ゼノ・ディアボロスとやり合う際は自身のキャラに付与された汚染を気にしつつ進めていかないといけない。
他にも行動不能と被ダメージが増加する睡眠状態を与える『
ナイトメア・フォール』や、ゼノ・ディアボロスのダブルアタック率を強化する『
ヤウスの脈動』など、攻撃は非常に苛烈である。
また、特殊技を打つまでの猶予であるCTが2なので、これを伸ばすことのできるグラビティ系のスキルがないと前述の強力な特殊技を多用されてしまう。是非とも用意しておこう。
だが…
ゼノ・ディアボロスの更なる特徴
力が…抑えきれぬぅぅぅ…!!!
HPが減少していくにつれゼノ・ディアボロスの背中に出現した『
ヤウス書』が肥大化。
HPが20%を切る頃には、なんと
ゼノ・ディアボロス自体がヤウス書に押し潰されてしまう。*2
その姿はとても苦しげで、本来の戦法である汚染付与もまともに行えないほど。
ここからは肥大化したヤウス書が攻撃するような演出となり、通常攻撃の全体化と後述の葬咎の歌でこちらの体力を着実に減らしてくる。ここから睡眠が効くようになるので、せめて安らかに逝かせてやろう。
なお、これらの発言、言動から、ゼノ・ディアボロス最大の特徴は「
六道の力を持つものでありながら、唯一力を使いこなせないばかりかその力に溺れかけている」と推測できる。
切り札はディアボロス…というかヤウス書の放つ『
葬咎の歌』
全体に最大HPの30%の割合無属性ダメージを与える。
ゼノ・サジタリウスとの最大の違いは、ダメージの基準が最大HPか現在HPかどうか。つまり、葬咎の歌によるダメージは戦闘不能になる可能性があるということ。これに加え攻撃が全体化しているため、短期決戦を挑まないとあっという間にパーティが崩壊しかねない。
シャドバでは「汚染を付与し、高火力技を起動する」という戦法を、「条件をそろえることでダメージを発生させる」という形で再現しているのだろうか。
そしてラストワードという形なのも、彼が力を十全に使いこなせない故に歪な形での発動となっているのを表しているのだろうか…