第28弾カードパック「遥かなる学園」にて登場したブロンズのネメシス・フォロワー。
居眠りを誤魔化すために自動で姿勢を維持する装置を、転んだら負けの相撲に応用したらしい。……もっと何かなかったの？

ネメシス学園タイプのメインコンセプトである、機械タイプの破壊数参照軸のためのカード。
本体とラスワで加わるトークンでカウントを2枚分稼げる上、条件が整えばスタッツアップした中型守護になり、リーダーの回復もできる。

が、辛いっ！10体破壊というのは、タイプ不問の名もなき決意や宿願の二刀で操り人形を駆使してもまあまあ時間がかかったのに、タイプ指定なので余計に厳しい。
軸全体が条件の重さに悩まされているが、このカードは条件達成に貢献しつつ、条件達成後の価値もあるので、ネメシス学園機械軸を使うなら必須の基本戦力になるだろう。

2023年4月27日のアップデートで、駆動の領域・グレティナ共々、「破壊された機械・フォロワー」のカウントが「破壊された機械または学園・フォロワー」に置き換わる強化を受けた。
条件達成の難易度が下がったので、機械ネメシスの数少ない回復役としての活躍に期待。

上方修正後は学園機械ネメシスも環境で見かけるデッキとなり、このカードも無事に採用されることになった。
上方修正込みでも追加効果自体は条件に対して貧弱なきらいはあるが、そもそも現状では学園機械カードの絶対数が多くないので合計3コストで2破壊稼げること自体が偉い。
同じ2コスト機械のホバーバイカーと勉学の職人・ホフレは出来れば条件達成後に切りたいし、2ターン目に出した時の圧力が低いので、標準スタッツを持ちつつ遠慮なく出ていけるこの札はあまり競合せず先鋒として活躍できる。
また、機械ネメシスの3コスト枠はアニマルパペッターや撃針の看守などヘイトが高いカードが多いので守護で隠して嫌な盤面を作りやすいのも中々の評価ポイントだろう。
10破壊後の効果も積極的に狙いに行くボーナスというより、カウントを稼ぎ終わった後に引いても腐りにくくなる保険と考えれば有用である。

未来の技術者を養成する学校「RTS」、そこには厳しい校則が敷かれていた。
「一、勉学は姿勢から。」【要は、姿勢良く見えれば良し】
勉強とはすなわち姿勢、最新技術により少しでも姿勢を崩そうものなら即座に検知され、さらに居眠りなんかした日には反省文と重い処罰が下されるようだ。
少女は、この校則を逆手に取り、居眠りしてても検知されない姿勢制御装置を開発。姿勢良く見えれば良し、無事、怒られることなく授業中の居眠りを完遂して見せた。さらに少女はこの技術を転倒してはいけないようなロボットに転用できることに気づき・・・？
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