第8弾カードパック「起源の光、終焉の闇」にて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。
スカイフォートレスは「空中要塞」という意味。しかしその見た目から和式トイレ、便器などさんざんな呼ばれ方をしている。

8コスにしては低めのスタッツ、バフ効果も一見地味で、事前評価も3.88とそれほど注目はされていなかった。
むしろ見た目でネタ枠扱いされていた。

しかし環境が始まってみると評価が一変。
バハムート、サハクィエルなどがローテ落ちしたことでAoEが減った環境に7T騎士王・アーサーがぶっ刺さり。
そしてそのアーサーで残ったフォロワーに8Tスカイフォートレスでバフをかける動きがまぁ強いこと。
地味に見えたバフ効果も実際に使ってみるとなかなか強力。自身が突進を持ち、かつヘルスも高いことから交戦後に残りやすい。
相手盤面を掃除しつつ大型二面展開という明確なフィニッシュプランを立てることができるこのカードは一気にガチカードとして認識されるに至った。
ブッ壊れやナーフしろという声もちょくちょく有った(基本強い場面でしか出さないというのもあるが)

ただし欠点も無くはなかった。
それは場にフォロワーが残らないと意味が無いということ。
AoEが減ったとはいえアーサーに対処する手段が皆無だったわけではない。
そしてきっちり処理されてしまうとスカフォは全く活躍ができなくなる。
このあたりの使いづらさでやはりモヤモヤしていた部分はあった。

そして第9弾カードパックで同じ8コス帯で高潔なる騎士・レイサムが登場。
実装当初こそレイサムの評価は低く相変わらずスカイフォートレスが使用されていたが、レイサムのほうが「単体で完結していて使いやすい」「リーサルへの影響が大きい」「序盤にかぶってもアクセラレートで使える」などの点が評価された結果レイサムの採用が多くなり、徐々に逆転。
そしてとどめとばかりに相方のアーサーが8コストにナーフされロイヤルに未曾有の8コスト渋滞が発生。8t目にフォロワーが残りにくくなったことや8t目は既にこいつが起動しているといった事情から更に評価が下落。
OOT現時点ではほぼスカフォは使われないカードとなってしまった。
しかし大型守護を立てれるというのは強く、一応アーカス軸にワンチャン作れるという点で1枚積むのは充分に有りである。

とはいえ別に弱くなったわけじゃないのでチケットで当たったらピン刺ししてみるのも一興と思われ。

対象のフォロワーのタイプによって追加能力を与える効果があるが、表記が若干曖昧な為｢対象フォロワーに能力を与える｣のか｢対象フォロワーのタイプによって自身が能力を得る｣のかどちらとも取れ情報公開された直後は困惑するホモ達がいた。正解は前者なのでこれから始めるホモ達は間違いないように気を付けよう！今のこれとかそれとかいわれてるテキストよりはわかりやすい

• カイザーフォートレス：リメイク