岩魚坊主
CV:常田富士男
通称 大イワナ、グラン・イワナ、ソロのネクロマンサー
坊さんに化けて木こり達に根流しをやめる様に警告した、「底無しの淵」の主と呼ばれる大イワナじゃ。正体を隠すためか顔の殆どを立帽子で隠しており不気味に輝く目の光としゃがれた声が特徴じゃ。ヌシとして長年生き続けたからか人語や人間社会を理解し、人間の姿に化けて手足を生やし陸上も歩けるような妖怪の力を持っておる。
ただし顔は変えられないのか上記の通り立帽子で隠し、食事の時にも口に食べ物を投げ込んで食事をしておる(肉食魚のイワナは歯を持つが、飲み込んだ獲物を逃がさない為の機能なので口内で咀嚼しない)。
木こり達の非道な行いを警告する魚類の鑑だが、木こり達に親子愛や社会性に訴える例え話で説得を試みる、それを不気味に思った木こり達が勧めてきたきび団子を貰って彼らの適当なウソをすぐ信じて何の担保も無しに引き返すなど、野生動物故の「悪」に対する免疫がないと見受けられる。
「やめなされ・・・やめなされ・・・惨い殺生はやめなされ」など数多くの名言も特徴。
最後は木こり達の深く汚い欲望により仲間もろとも根流しで死亡してしまうが、祟りで木こりたちを恐怖へ陥れておる。
プレイ時 やめなされ・・・やめなされ・・・惨い殺生はやめなされ
攻撃時 これは・・・根じゃな?
進化時 どうじゃ?人間の子供が殺されると思ってみい、酷いことじゃろうが?
死亡時 ジャガーノート・・・、じゃが、川に毒を流せば小魚まで死んでしまう・・・。
赤い斑点の木こり
CVはイワナ坊主と同じ常田富士男氏じゃ。
木こり達のリーダー的存在で、熊のように屈強な体格とアゴヒゲが特徴のワイルドな山男じゃ。根流しで楽してガッポリ儲けることを仲間に提案しイワナ坊主の警告を無視、数多くのイワナを大量殺戮しておる。
どうじゃ?酷い男じゃろう? 根流しは川の水が少ない時期でないと効き目が薄く日照りで川の水量の減っている時に根流しを決行しようとするなど、漁の知識や山での生活の経験が豊富なのが伺える。
原典では割かれた大イワナの胃の中のきび団子が発した毒気によって死ぬという因果応報的な最期を迎えており、アニメ版もナレーションや台詞などで明言はされていないが、呻き声を上げた彼が直後に不自然な姿勢で崩れ落ちる、という描写によって男の死を暗示しておる。
プレイ時 根流しすればよお、酒もたっぷり飲めるしよ
攻撃時 根流しすっぺ!
進化時 もう一息だぁ、残りの根を全部ぶち込むぞ!
死亡時 なんじゃこれは・・・きび団子じゃ・・・
・その他の木こり達
赤い斑点の木こりと共に働く木こりたちじゃ。禿げ上がった頭髪に無精髭がある者、水色の上着を着た大柄な体格の者、細身で長い髭を生やした者の3人がおる。
全員年配の男性だが、まんが日本昔ばなしの役者2名のみで登場人物すべてを演じ分ける事情から市原悦子氏が声を当てている為、女性らしく甲高い声で喋りおる。
人気のあるセリフは「根流しするとよ、魚がみんな白い腹見せてよ、プカプカ浮くんだから面白えよな。」や「一発でドカーンと獲れてしまうだよ」などじゃ。
どうじゃ?酷い台詞じゃろう?
アニメ版では僧侶の正体に驚き逃げ出したラストだが、原典では発狂しており因果応報的な最期を迎えておる。
プレイ時 根流しするとよ、魚がみんな白い腹見せてよ、プカプカ浮くんだから面白えよな。
攻撃時 よし!いくどー!
進化時 一発でドカーンと獲れてしまうだよ
死亡時 イワナがおら達の方を睨んどる・・・ぼぼぼ坊さんがイワナだったんじゃ・・・