「オール・ハイル・ブリタァニィア!!」
神聖ブリタニア帝国第98代皇帝にしてルルーシュのお父さん。
唯我独尊にして傲岸不遜、その強権と圧倒的なカリスマで国を統べる見た目通りの最強若本ラスボスである。
ルルーシュとナナリーを日本に追いやった張本人。
「オール・ハイル・ブリタァニィア!!」の発音がかっこいい。イギリスなのかフランスなのかドイツなのかはっきりしろ
また、とても独特な髪型をしていらっしゃる。
うんこ言うなや
ネタバレ注意
とそれだけ見たら自分の子供を政治の道具としてしか捉えていないと思うだろう。しかし、我が子を日本へと送ったのにはある理由があった。彼の妻にしてルルーシュ達の母であるマリアンヌは、シャルルの弟、V.V(ブイツー)に殺害されていたのだ。その事を知ったシャルルは、我が子を弟の凶刃から守るために日本へと避難させたというのが真実。彼はTDN冷血人間では無いのだ。
シュナイゼルよりはまし
さらなるネタバレ
彼は間違いなくルルーシュもナナリーも大切である。
マリアンヌのことも愛していた。それは間違いない。
だからこそマリアンヌを殺したV.Vには「嘘をついた」と怒っており、ルルーシュを守るために日本に送り、事故現場に居たからナナリーの視覚をギアスで消した。
確かに優しい…と思うのだが彼の真の目的は「ラグナレクの接続計画」にある。ギアス関連の神殿を利用し思考干渉システム「アーカーシャの剣」を作り出した。それを使用し全人類の思考を強制的に統一化させるのが彼らの目的。それが成功すればCの世界に残留している多数の死者とも会話(会話と呼べるものかは分からないが)可能になる。母マリアンヌもこの計画の賛成者であり、実はただの狂人だったのだ。ルルーシュから「お前たちは俺たちを捨てたんだ」と否定されスザクからも「こんなことは、ユフィだって望んでいなかった」と否定され本来協力してくれるはずだったC.Cからも「お前たちは自分が可愛いだけ」と否定された。しかし計画に必要な物は揃ったので実行するも、ルルーシュがCの世界そのものに「時の歩みを止めないでくれ」とギアス…願いをかけた。
それによりアーカーシャの剣は崩壊。シャルルとマリアンヌもCの世界に飲み込まれ消滅。このことにより「人々は明日を求めている」ことを知ったルルーシュとスザクはゼロ・レクイエムのために再び手を取りあった。
「嘘のない世界」を作ろうとしたシャルルとマリアンヌは彼らなりの優しさで実行したのだろう。しかしそれは押しつけでしかなかったのだ。