第25弾カードパック「
極天竜鳴」にて登場したレジェンドのエルフ・フォロワー。
場と手札の両方にいるフェアリーの数という珍しい範囲を参照して攻撃力を上げ、単体で使えばファンファーレで手札に入ったフェアリーをカウントして4/3/3(進化して5/5/5)疾走。進化時に隣に進化フェアリーが出るので、もう一枚あれば打点がさらに1アップする。
理論上、フェアリーが手札と場に合計12枚あるとき進化込み10打点になるが、さすがにそこまで場も手札も埋めるのは大変か。
手札に加わったフェアリーには
ラティカの抱擁同様のランダム3点ダメージを与えるファンファーレが付与され、進化時には実質3/3突進の進化フェアリーがついてくるため、処理札としても強力。しかし所詮フェアリーなので、活かすにはもう一声がほしいところだった。
EAAまでは
安らぎの女神・プルメリアや
黒百合の女王・ノワリスと組み合わせて殴り切るテンポエルフが使われていたが、環境の中心からは一、二歩下程度の扱いだった。そのため、EAA中盤頃に一度、体力と引き換えにコストダウンの上方修正がなされている。
そしてAOAで
幻想の使役者・フィリィが登場したことで溜め込んだフェアリーを有効活用できるようになり、上位デッキの一角と言える位置にステップアップ。9プレイ分のフェアリーを溜めるフィリィを6〜7ターン目に決める下準備をしていれば、自然とこのカードの攻撃力も高水準に達する上、ダメージ効果付与フェアリーの確保もフィリィの助けになり、両者の強みががっちり噛み合っている。
アッパー前旧評価
第25弾カードパック「
極天竜鳴」にて登場したレジェンドのエルフ・フォロワー。
場と手札の両方にいるフェアリーの数という珍しい範囲を参照して攻撃力を上げ、単体で使えばファンファーレで手札に入ったフェアリーをカウントして5/3/5(進化して5/5/7)疾走。
理論上、盤面と手札にフェアリーが合計12枚あるとき最大8点(進化して10点)疾走になれる。……条件の割に火力足りなくなぁい?
手札に加わったフェアリーには
ラティカの抱擁同様のランダム3点ダメージを与えるファンファーレが付与され、進化時には実質3/3突進の進化フェアリーがついてくるため、伝説のカード・疾走持ちレジェンドという肩書へ抱く期待に反し、役割としてはフィニッシャーよりも盤面処理をしつつ(または次ターン以降の処理札を確保しつつ)相手ライフを削る中継ぎのカードと見るべきだろう。フドーとかあの辺の感覚だ。
別途フェアリーの運用を共有できるフィニッシュ手段と併用する運用が想定されているのだろう。具体的には
ブリリアントフェアリーとか。
単体では強力なカードではあるのだが、その後の押し込み要員が力不足で活躍の機会に恵まれていないのが現状である。