第24弾カードパック「天象の楽土」にて登場したレジェンドのニュートラル・フォロワー。

過去に登場したサタン、氷獄の王・サタンから得られる強力なトークン軍を手札にできる効果を持つ。
サタナエル自体のコストは前述2枚より低く出しやすいうえ、トークンが手札に直行してくれるためドローを待たずに投げやすい。

しかしそれぞれのカードは非常に強力だが、今まで持っていた手札は全て消滅するほか、ランダムなので狙ったカードが来るかは怪しい。むしろ母数が多いので狙ったカードは来ない寄り。
高コストのカードも多いので、混沌の流儀でコスト論自体を有耶無耶にするか、ランプして使えるようにしよう。それでも使わなそうなやつは手札を捨てる効果などで交換してしまうのも手。

相手がサタナエルをプレイしても何を入手したのかはログから確認出来るので何をしてくるのか確認しよう。

アスタロトの宣告はアポカリプスカード、コキュートスカードのどちらにも該当するが、確率が2倍なんてことはない。
計16種類からの抽選となるため、狙ったカードが来る確率は6/16=37.5%。

トークンが16種類と、邪教の神殿に次いで歴代2位の多さ。1位〜3位サタン関係で独占じゃねーか。
→因果に抗う者・エレナが関連カード数1位の座をかっさらったため3位となった。
プレミアにするとすごいお得感を感じられる。

サタナエルとは、キリスト教における天使の名前で、サタンが堕天する前、すなわち天使時代のサタンの名前とされている。
博識ニキたちは「ん？サタンってルシフェルちゃうんか？」って思うかもしれないが少し待って欲しい。
実はこのサタナエルと言う天使、キリスト教の中でもボゴミル派という正教会から異端視されている宗派でのみ登場する超ドマイナー天使なのである。
ボゴミル派は、一般的なキリスト教とは大きく異なる独自の創世神話を構成しており、その中によると「神にはサタナエルとミカエルという２人の子供がいたが、サタナエルが神に反逆してサタンとなった」「神が人間の魂を作り、サタナエル（サタン）が混沌から人間の肉体を作り、ミカエルが地上に降りてそれがイエス・キリストである」とされている。