第23弾カードパック「
十禍闘争」にて登場したシルバーのニュートラル・スペル。
4コストの確定除去と、普通に使った時のパワーはかなり物足りない。
だがこのカードの特異性は別にあり、PPが0の状態でターンを終えると
手札から相手フォロワーにランダム3点を飛ばせる。
PPを使い切り、これでターン終了だと思い込んだ相手を刺すという、まさに奇襲と言える能力を持つ。
高コストのシステムアミュレットを置いたり、EPを使わずにフォロワーをポン置きする時の隙を埋められる他、相手の盤面が空の時は発動しないので、仕事をせず勝手に消えることがないのも魅力。
ただ、ランダムでかつ3点というダメージは手放しで信頼できるものではないので、盤面の状況は考慮しておきたい。
「手札を自動で消滅させて発動する除去」という極めて特殊な性質から、シナジーは狙いにくく構築における採用用途はほぼ0コス3点としてのみである。
構築では主に手札が有り余るコンボデッキが序盤の隙を補うために採用されてきた。
ギガスファクトリー軸のネメシス、
真理の大文豪・ユキシマ軸のウィッチはその最たるものと言える。
彡(^)(^)お相手氏動き弱いやんけ!もらったわ……ん?
テューン シュピッw\3/ ニュウ-ンw
彡(〇)(〇)……
なお何の因果か
天象の楽土では相性のいい
ハンドレスと
消滅軸が二つ同時に登場したりしたが、シナジーを使うには自由に発動出来ないのがネックで積極的に採用されはしなかった。
が、
真理の大文豪・ユキシマと
化かし女将・ホズミが特化コンボ軸を成立させたので採用枠をそちらに見つけ
てしまった。捨てる神あれば拾う神ありである。
丁度PPを0にして確実に奇襲させてくれる
ゴブリンブレイバーも同パックに封入されている。奇襲にとっては激動のパックだったと言えるだろう。