ゴールドラッシュとは、金鉱脈を求めて起こる金の発掘ブームのこと全般を指すが、一般的な意味では1848年ごろ、アメリカ西海岸に位置するカリフォルニア州で起きたカリフォルニア・ゴールドラッシュのことを指すことが多い。
ハンバーグのチェーン店ではない。
カリフォルニアで金が出ると判明して、一獲千金を狙う開拓者が一斉に西へ押し寄せ、アメリカ西部の開発が大幅に進んだというアメリカ史では非常に重要な出来事である。そんな謂れからカリフォルニア州には
黄金の州(Golden State)、
黄金の西部(Golden West)、
黄金郷の州(El Dorado State)と言った異名が付けられていたりする。いわゆる西部劇も大体この時期に該当し、それらをモチーフにしたレヴィールの旋風のカード群においてこの名が使われたのだろうか。
更に余談だが、このゴールドラッシュで一番稼ぐ事が出来たのは鉱夫ではなく、ジーンズ屋。
頑丈で裂傷に強く、強めの染料で多少の化膿止めが期待出来るのでハードな鉱山の作業で重宝され、その後ファッションとしても定着していった。一つの商売の法則として象徴的な話と言えるだろう。
また、掘る際に使用された重機には謎の油が大量に付着することがあった。
それは人体には無害で、傷口に塗ると治りが早くなることに鉱夫達は気付いていた。
現在それは、”ワセリン”と呼ばれ、百年近く世界中で人類に使用されている。
下手な高級化粧品よりもよっぽど強い保湿力を持ち、価格も安定しているのでスキンケアの習慣が無いホモは試して、どうぞ。