フレーバーテキストの『拳気一路の極』一覧
――『拳気一路の極』、序の段
一。黙して想す也。己が五体を、過たず認識すべし。
二。五体の制動を認識する迄、筋一本動かすべからず。
――『拳気一路の極』、体の段(
重力の柔術士)
一。拳の型、如何なるも、体を礎に為す。体は拳の根也。
二。兎角、体成らずして拳成らず。只管にただ鍛うべし。
――『拳気一路の極』、体の段(
重力の柔術士)
三。体の瀬戸際、その淵まで覗くべし。躊躇うべからず。
四。筋盛り、肉削がれて尚。体の功夫足りぬを知るべし。
――『新約:拳気一路の極』、体の段(
バレッジスマッシャー)
一。体を鍛う、嘗て王道とされし。今や邪道と知るべし。
二。只管に鍛えど、肉は鉄に非ず。鉄を纏うが正道なり。
――『新約:拳気一路の極』、体の段(
バレッジスマッシャー)
三。体を鍛うは、徒に力を求む事なり。拳の道に外れん。
四。鉄纏い、自己を整えよ。その果てに、拳の道あらん。
――『新約:拳気一路の極』、技の段(
ブーストキッカー)
一。技磨くも邪道。機構の命ずままに、総身振るうべし。
二。体、技。鍛え、変わり、転ずるは、拳の本質に非ず。
――『新約:拳気一路の極』、技の段(
ブーストキッカー)
三。鉄を纏いし体と技。ならば、拳は易きか?否なり。
四。心こそ至難と知るべし。己の内にこそ、難き壁あり。
――『新約:拳気一路の極』、心の段(
鋼刃の暗器使い)
一。拳の本質、即ち心なり。体、技、遍く末節なり。
二。今一度、黙して想す也。序とは異なる己を知るべし。
――『新約:拳気一路の極』、心の段(
鋼刃の暗器使い)
三。己を見よ。己の内を見よ。その只中に、宇宙あらん。
四。宙を包む己、己を包む宙を知れば、汝皆伝へ至れり。