劇中では主にライル編に関わるキャラクターとして活躍。
ベルディリアにライル関連でアドバイスしたり、ヴァイスとお話ししたりでちょくちょく顔を見せる。


話が進行すると問題児の片方、ライルの実の父親であることが判明。

戦いを求めており、力という概念を信仰している。
その考え方は、平然と「ライルに勝ちたいならあいつの大事なものでも壊せばええんやで（要約）」と、実の息子のアイデンティティをぶっ壊すアドバイスをベルディリアに送るほど。


ライルの過去では、実の息子が魔法の才能を見せた際にスチル付きで頭をなでて褒めるというパパっぷりを見せたかと思いきや……。
その後ライルが努力を続けたのに実らない結果に終わったのを貴重な失敗例程度にしかとらえないという畜生っぷりを発揮。
あげく実の息子の目の前で妻を死霊術の道具にしたが、これも便利な兵隊を増やした程度の出来事としか認識していない始末。
コルネリウスにとっては妻はいずれ強いアンデッドの材料になる素体であり、結婚はその優秀な死体を合法的に入手する手段であり、息子はその過程で出来た副産物でしかなかったのである。

学園で謎の爆破が起きたのをきっかけに生徒派と教師派の対立を煽り、その内教師派の中心的人物として争いを拡大させる。
元々学園を乗っ取る気だった生徒派のリリウムの行動もあり、両陣営の争いは決定的なものになってしまった。

コルネリウスは校庭に陣取り、教師派に対してアンデッドの兵士を援軍に差し向けていた。
そこで、実の父親の凶行を止めに現れたライルと対峙。交戦に移る。

魔法を使えないライルにとっては非常に厳しい戦いとなるアンデッドによる物量戦、加えてライルの精神的な弱点を突く妻（つまりライルにとっては実母）のアンデッドを差し向けると言ったネクロマンサーらしい戦法でライルを翻弄。
更には妻のアンデッドとライルの人形を平然と相打ちにさせるが……。

ベルディリアの教室で成長したライルは、糸使いの技巧によってアンデッド軍団の支配権を奪うという戦術を開発。
魔力による操作よりも圧倒的に効率良くアンデッドの支配権を得られるライルの技巧に、コルネリウスは敗北を認めることになる。

戦いの際の問答では、向上心が無い生徒や無能な教師は強者になりようがないので間引いてアンデッド兵として活用したと暴露したり自分自身すら最強の強者を産み出す道具に過ぎないと主張したり、敗北後にはアンデッド化したワイを通してアンデッド達を使役できるネクロマンサーがいればそいつ今のワイより効率的にアンデッド扱えるやんけ！という発想に行きついてライルに実行するように促したりというやべーやつっぷりを見せつけた。

生徒はみな我が子というモットーにも嘘は無かったのである。
生徒にも我が子にも等しく強者を産み出す道具としては一定の価値を見出していたのだ。


戦闘後は結局ライルによって意識だけを奪われ、アンデッド軍を停止するように糸で操作された。
そして一連の騒動が終わった後は失踪したようだが……。
エピローグにて本編で登場していたコルネリウスは本物ではなかったかもしれないという疑惑が残された。
多くは語られていないものの、学園長として姿を現していた肉体もコルネリウスにより操作されていたアンデッドの体だったかもしれないということだろう。この伏線回収されるんですかね……？

なお、黒幕組といった様子で会話していたヴァイスとは最終章では特に関りはなかった。あくまで学園長と一教師として関わっていただけなのだろうか……？

• ライル……息子