おんJシャドバ部 - カラミティ・モード

てがわる
カラミティ・モード
コスト:1スペル
クラスネメシス
レアリティレジェンド
タイプ-
パック災禍を超えし者
CV森川智之
イラストレーター岡田学彌
ジャスティス・タイラント2枚をデッキに加える。
自分のターン終了時、コスト5以上のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

フレーバーテキスト

トークン

概要

第22弾カードパック「災禍を超えし者」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのネメシス・スペル。
余談で後述する超弱体化を受けたものの、ラスボスのオリカが本家に爆誕した。

本体、トークン共に次のトークンをデッキに埋める効果を持っており、一度カラミティを打つと最後まで繋がるようになっている。

本体は実質キャントリ付きの始動カード。サーチはターン終了時のため、デッキに埋めたタイラントを引っ張ってくる可能性もある。また、後述トークンの性質上(準)確定サーチ構築も結構厳しいので1ドローみたいなもんと割り切るのが無難か。
とはいえサーチはサーチに間違いなく、終末の番人・スピネアブソリュート・トレランス、あるいはタイラントそのもののような高パワーのカードを引き込みやすいのでただのドローより数段バリューは高いと言えるだろう。


ジャスティス・タイラントは「このバトル中に破壊された、コスト5以上の自分のフォロワー」が5体以上なら直接召喚され、ワールド・エリミネイターを1体出す5/5の置き物。タダで出てくる方が勿論強いが、5コストとして普通に使う分にも悪くない性能ではある。
場を離れた時にはシャングリラ・ブレイカーをデッキに加える。


ワールド・エリミネイターは突進3点に、ラスワでリーダー体力上限を2伸ばしつつ2回復する。中盤以降延々と湧き続けることになるトークンなので、この耐久全振り性能は末恐ろしい。5コストなので他トークンの条件達成に大きく貢献する。


シャングリラ・ブレイカーは破壊された5コス以上が10体以上なら直接召喚される。エリミネイターを3体出すうえに必殺を持たせて確定除去させに来る。本体も必殺守護で守りは万全。
場を離れるとついに最後のトークンをデッキに加える。


最後のトークン、カラミティ・エンドは打って変わって0コストスペル。5コス以上が20体以上破壊されていたら、デッキから勝手に手札に加わりつつEPを2回復する。
効果は条件により二分され、バトル中消費したEPが3以下なら同名トークンをデッキに加えるだけ。だが4以上ならゲームに勝利する。

上手く使うとすると、埋めるトークンの直接召喚を狙う構築を新しく組む必要があるだろう。
耐久性能にひたすら特化したトークンを使い、耐えて耐えて耐えて最後に特殊勝利というラスボスらしいコンセプトが見える1枚となっている。

と思われていたが実装後は手札、テンポ共にほぼ損なうことなく強力なトークンを利用できるようになるので専用構築の他にもあらゆるデッキで活躍できるスペックのある一枚であることが判明した。
闇スピネを2連打するだけでタイラントが降臨、そのままシャングリラまで繋がるのでデッキを問わず現実的にカラミティエンドまで繋げることができるのだ。
流石にリーサルターンは遅くカラミティエンドまで持ち込むのを前提にするくらいなら極致の創造主・ベルフォメットなど別のフィニッシャーを使う方が早いものの、気軽に採用可能なサブプランとしては十分な性能。
タイラントの時点で無料で出てくるのはかなり強力、シャングリラまで出れば相手に相当の火力がなければ無限にリーサルから逃れることが可能である。
また、何気にどちらのカードも素出ししようが普通に強いのが嬉しい。デカめの本体に盤面処理しつつ回復できるお供がついてきて弱いわけが無かった。

ただしやはり勝手に盤面を埋めてくるのは痛い。とても痛い。
「何もかもを振り絞るといい。
 全力の抵抗を許可しよう。」
とあるがこれはエリミネイターの当て先を用意してほしいというレオン社長のお願いなのかもしれない。

余談

このカードはアディショナルでのリリースとなるが、シャングリラ・ブレイカーは災禍を超えし者のPVに登場していたため、実装を予想する声は当初からあった。

多くのアニシャド出身カードは、スマホ版の環境に合わせて多少の調整が施されているが、このカードは原作とは全く別物の効果に魔改造されている。*1
ただ、ほぼ全ての効果が大幅な弱体化ないし削除されているとはいえ、同キャラカードで同じく魔改造されたジェネシスアーティファクトよりは元の面影が残っていると言えるだろう。シャングリラに至っては弱体化されすぎてもはや別物になっている
尤も、ラスボスが使用したチートカードを全くそのままの効果で実装するわけにもいかないため、必要な調整だったのだろう。しょうがないね。

原作からの変更点一覧

関連項目