第23弾カードパック「十禍闘争」にて登場したブロンズのビショップ・フォロワー。

結晶で2コストで置ける、または4コストの3/3突進で、回復があると疾走する。先4に解凍されて相手フォロワーを上から踏みつつさらなる展開ができると、相手へ大きな圧をかけられるだろう。聖なるジャッジガベルなど、何かのついでに回復できるカードで顔面圧になることもできる。

しかしローテのビショップは、序〜中盤のフォロワー戦やリーダーへのダメージ蓄積を重視しないデッキが多く、除去目的であれば密かなる代行者もドローしつつ同じタイミングで確実性の高い効果破壊を行うため、あまり使われていないのが実情である。
回復カードでもベレロフォンや悠久の絶望などのターン終了時に回復するカードとは噛み合わない点もネック。

カラドリウス（Caladrius)は、中世ヨーロッパで信仰されていた神鳥である。
病で危篤状態の王の前に現れ、その王の徳が高ければじっと見つめ、病を吸い取ってくれるという。
徳が高くなければ何もせず飛び去ってしまう。
西欧ではその姿を見ただけで病が良くなり、糞を飲めば不老長寿を得られると信じられている。

ちなみに、ギリシャ語・ラテン語のカラドリウスは実在する鳥である「チドリ」を表している。