薬膳とは中華料理に存在するジャンルの一つで、食材に漢方を使うことで食べながら健康になろうという「医食同源」の発想から来た料理である。薬なんだから苦くてマズい…と思われがちだが、漢方とされている食材にはスパイスとして使われているものも多く、また具として肉を使うことも多いのでなかなか美味しいものも多かったりする。スープやお粥、煮込み料理などバリエーションにも富む。
家で作るのは難しいのでは・・・と思われがちだが、わりと身近な食材にも薬用作用がある者が多いので、効果を調べながら意識して作れば立派な薬膳になる。