第28弾カードパック「
遥かなる学園」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。
ファンファーレでAoE能力を持ち、非復讐状態だと相手のリーダーとフォロワー、自分のリーダーに2ダメージを与える。序盤に展開された低コストのフォロワーを返すには十分な火力だ。自分のリーダーにダメージを与える能力も、復讐や狂乱状態に入る手助けになるだろう。
復讐状態ではAoE能力が強化され、相手のリーダーとフォロワーのみに
6ダメージを与えるようになる。中盤以降でも盤面を殲滅するのに十分な火力であり、守護でリーダーを守りながら、バーンも相まって次のターンのフィニッシュにつなげることが出来る。
同弾収録の
逢魔の校長・ヴォルガスと相性が良く、復讐状態であれば6点AoEで盤面を処理し、ヴォルガスの効果で疾走を持ち相手のリーダーに攻撃することができる。進化を行えば6ppで12点を相手のリーダーに与えることが可能だ。
課題点は復讐状態に入る難易度である。現状では、体力10以下という条件で復讐状態に入ることはリスクが高い。AOAローテーション環境では
(体力が11以上でも)復讐状態になるカードとして、
変幻のフェイカー、
月下の狼王・ヴァルツがメインとなる。
魔剣の鬼人さん…
変幻のフェイカーは、手札から捨てられた時に復讐状態になる効果を持つ。そのため、手札を捨てる効果を持つカードと共に編成する必要があり、構築に歪みが生まれるリスクがある。AOAでは
ルームサービスデビルを中心とした宴楽ギミックを搭載する例が多い。
月下の狼王・ヴァルツは、ヴォルガスとの相性も良く、2コストのアクセラレートで復讐状態になれるため扱いやすい。
また、
アビスドゥームロードや逢魔の校長・ヴォルガスの効果でリスクを抑えつつ復讐状態に入る方法もある。対面の火力を把握し、適切なタイミングで復讐状態に入ることが求められるだろう。
アンリミテッドでは、
絢爛のセクシーヴァンパイアの存在により復習寄せのハンドレスヴァンパイアで採用される。4コストと重いものの、盤面をこじ開けてトドメに繋げる能力はアンリミの強豪カードたちにも見劣りしないものとなっている。