第9弾カードパック「蒼空の騎士」にて登場したブロンズのネメシス・フォロワー。

守護持ちで共鳴状態にギルガメッシュを生成する効果を持つ。ただそれだけ。
アーティファクト軸とも人形軸ともシナジーは一切ないので構築ではほとんど見かけられない。
特にアーティファクト軸の場合、共鳴時にギルガメッシュを手札に加える効果と、デウスエクスマキナ（ターン終了時に共鳴なら手札のカードを全て捨てて6枚ドロー）との相性が最悪で絶対に入らない。
しかし、2pickであれば話は別。守護で顔面を守りつつ、後続の5点疾走持ちを手札に加えられるのでかなり強力。忘れられた頃に不意のギルガメッシュの疾走で勝利することも少なくはない。スタッツも及第点。ピックで見かけたら積極的に取ってもいい。
また、マゼルベインハイランダーにおいても4/4守護がそこそこ頼りになり、フィニッシャーになるギルガメッシュも非常に強いので入れておいて損はない。


友たるギルガメッシュを呼び出せる彼女だが、後にデミゴッド・ギルガメッシュのトークンとして逆に呼び出されるようになった。
それなりの圧があり、しっかりリーダーとギルガメッシュを守ってくれる4/4守護として働いてくれるのだが、ギルガメッシュはニュートラルながらエンキドゥ自身は一応ネメシスカードなのがちょっとした問題に。
ローテでは対象が自分のクラスカードかニュートラルカードかに応じて効果が変わるカード何枚かと同居しており、そこでどちらにも該当しないエンキドゥを対象にしてしまい効果が不発になるというプレミが起きたとか起きなかったとか。

エンキドゥは、『ギルガメッシュ叙事詩』の登場人物で、ギルガメッシュの無二の親友。エンキドゥの名は知恵の神エンキに由来すると言われている。後代においてはその来歴から動物（或いは家畜）の保護神として崇められたが、元々はギルガメッシュに対抗できる強い者とすべく神々が生み出した、勇猛果敢な野人であった。ギルガメッシュを生成する効果はここから来たと言える。ちなみに男。
セリフに出てくるシャムハトとは、神聖娼婦*1の名前であり、彼はシャムハトに惹かれて6晩7日の交わりによって、野人から人間のようになった。

ボイスアドが高い。あと、イラストもボーイッシュでえっちだ…w

引用 エンキドゥ-wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3...


ちなみに、もこう氏はウエハースと蒼空の騎士の開封動画でこのカードを引き当て、セリフを聴いた際に「またシャムつったよコイツ」*2と反応しており、進化後のイラストを見た際は「あ、エンキドゥしかも女なんだ。しかもM・A・Oじゃん声優」とコメントしていた。
ブロンズレアにしては勿体ないほどのイラストアドとボイスアドということだろうか。