おんJシャドバ部 - エズ×エズ
おい、知ってるか?
絶傑の一人、エズディアが行方不明らしいぜ・・・


「これは・・・」

ある昼間、エズディアは愛弓、むつらの刻印を片手に街道を歩いていた
道路の中心に転がる、紅い液体が充填された小瓶
誰かの落し物だろうか、怪しく揺らめくそれは普段物欲などの薄い彼でも思わず拾ってしまう不思議な魅力があった

キュポン

エズディアは自然と、それが当然であるかのように嚥下し

「ウ゛ォ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ッ゛」

吐いた

「これくっそ不味いんじゃけど・・・!」

思わず素になるほど酷い味だった
エズディアは先程までの魅入られたかのような動きを止め、瓶を吐いたその場所に叩きつけると怒りのまま足早に去っていった



−−−蠢く液体をそのままにして



夜10時、年寄りの就寝は早い
信者に貢がせたキングサイズのベッドに横たわるとエズディアは、静かに目を瞑った

「・・・い、おい」

嗄れながらも、強く芯の通った声が眠りを妨げる
それは初めて聞く声にも感じるが、酷く親身にも感じるもので・・・

「何奴だッ」

エズディアは枕元に寝かせている愛弓を瞬時に握り締め、声の方へと弓を差し向けた

「おっと、そう怒らないでくれ」

そこに居たのは・・・もう1人の自身であった
体格、容姿・・・そして片手の武器
全てが瓜二つ、いや同一の人物であった

「ワシはお前だ」

混乱の極地に突然振り落とされたエズディアはただ口を馬鹿のように開くことしか出来なかった
そんな彼を放って、自分もエズディアと名乗る人物は続ける

「エーテルって知ってるか?」

曰く、知性を宿す液体
曰く、万物の元
そう嘯くヤツは自分の胸を指し

「オレは、ソレだ」
「な、何を間抜けなことを・・・」
「昼間飲んだ液体、それがオレだ」

どろり、彼の半身が紅く融け

「そしてワシになった、お前自身にな」

唖然、そして呆然
最早何を言われてるのかも理解することが出来なかった
人は理解出来ないことを・・・拒絶してしまうのだ
仮にそれが英雄、或いは『絶傑』と呼ばれるようなものでも

エーテルであり、エズディアである『エーズ』は『エズ』の片手をグイ、と引っ張ると耳元で囁く

「お前を乗っ取りにきた」

絶傑であろうと不意を突かれれば抵抗など出来ようもない
あっという間に衣服を剥がされ、四肢を縛られ転がされてしまう

「き、貴さっ」

スッ、と刻印が口に差し込まれる
暴れれば殺す、確かにその意思が宿っていた
剣呑であり、なにか別の感情を秘めた瞳をエーズは向け・・・徐に衣服を脱ぎ始めた
理解は出来ないが口には出せない
やはり完璧に同一であった
筋肉も、嘗て負った傷も、そして逸物も

「ッ!?」

ギンギンである
天を穿つバベルが己の前に現れた

「きっ、貴様まさかッ!」
「おっと黙れと、まあ良いか」

予想は真実になる
蓑虫のように捩り、逃げようとするエズの足をガシリと掴み這い蹲らせる
所謂バックの姿勢だ
そのままエズの尻穴に手を這わせると、先ほど同様に緋色の液体と化しそのまま入り込む

ゾリュッ・・・チュプッ・・・

「あ、あぁっ・・・」

異物の侵入感
耐性のないエズが息を漏らすには充分な体験であった
片手を突っ込んだまま、彼はエズの側面に回ると

「ホモセには・・・浣腸が必要だろう?」

ガッ
と蹴り上げた

「・・・あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」

辺り一面に拡がる茶色の間欠泉
全身にエズのクソを浴びたエーズは恍惚とした表情でソレを舐め取り、熱い溜息をついた


「エーテルが万物に流転するなら、万物はエーテルに回帰するのが道理」

クソを吸収し、僅かにその身を膨張させたエーズは穴から手を引っこ抜くと、尻穴を眺め

「拡張も十分の様だな」
「・・・っはぁっ!はぁっ!」

腸の中身をぶちまけ、開放感に震え緩んだ括約筋をそっと撫でると、ガシリとエズの臀を掴んだ
彼が持つもうひとつの『むつら』がエズの奥深くを押し込み、その先の前立腺を直接刺激する
数十年生き、世界を支配したと酔いしれていたエズには未知の痛覚であった

パンッ・・・パンッ・・・

先程までの悪意に満ちたセリフとは裏腹に、エーズの腰使いは酷く緩慢で思い遣りがあった
それは発言が虚構であったのか、あるいは・・・最後の慈悲なのか

どれだけの時間が経ったのだろうか
気が付けば痛みに呻いていたエズの声は、いつの間にか別の感覚も混じっているように聴こえた
「お゛っ・・・ぐぅっ・・・!」
「おいおい、この程度でへばってもらっては困るんだがな」

そう言うと、エーズは体の一部を変化させ切り落とした

「そ、それは一体・・・」

異様であった
鈍く光り、金属の筒のようにも見える
然し、酷く細かく精密な部品によって構成されていた
こんなものは・・・この『世界』には存在しない

「これは変わった世界で拾ったキカイって奴でなぁ」

ニヤリと笑いながらグルリと腰の前と後ろに2本『キカイ』を巻き付け

「加速装置っていうんだよ」


加速装置、とやらを装着したエーズのピストンは先ほどと大差なかった・・・最初こそは

パンッパンッ


最初は試験的な使用だったのだろう、時が経つにつれエンジンは酷く空気を取り入れ、赤熱し始めた
前後に装備された加速装置が交互にブースターを吹くと、次第にピストン速度は上がって行っく

パンッパンッパンッパンッ

「お゛っ゛❤お゛っ゛❤」
「ッフン!絶傑ともあろうものが汚ねえイキ顔晒して・・・良いのかよッ!」

パンパンパンパンッ!!!

身の毛もよだつ様なおぞましき自己レイプ
白熱したエンジンは悲鳴を上げ、加速する抽送運動は何時しか音速の壁にすら迫っていた

「あ゛ぁ゛イグッッッ!!!!死ぬッ!!死んでしまうッ!!!!!ワシのちんぽにガン突き刻印キメられて死ぬぅッ!!!!!!❤❤❤❤❤❤❤❤」
「死なねえよォッ!!!!不殺なんだろお前はよォ!!!!!!オラッ!生と死の間を精子の海で彷徨ってドライしろッ!!!!!!!」

パパパパパパパパパパ!!!!

最早加速の果てを超えたガン突ファックはさながらマシンガンの唸りが如き音と衝撃をまき散らす!!!!!ちんぽとソニックブームの連撃が交互にエズとエーズの前立腺を叩く!叩く!打ち砕くッ!!!!!!!!!
もうエズのケツマンはズタズタに引き裂かれ、肉棒を出し入れするしか脳のないブラっホールであるッ!!!!!!!!!
痛みか、それとも快楽か
れすらも認知出来ない状態で、エズは最後を迎える

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!!ボケジジイ!!!!!!しっかりケツマン締めて受けとめろやオイッ!!!!!!!!!!!!!!!」
「ひ゛ょ゛わ゛゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁッ!!!!!!!」

ビュピュッッッッ!!!!!!!!!!!!!!ドピュピュピュッッッッ!!!!!!!!!


ってな、それで最後はエズがエーズに呑み込まれて居なくなっちまったんだ
ん?なんで俺が詳細を知ってるかって?






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