おんJシャドバ部 - エクスキューション

呪いは万倍になって己が身に返ってくると言う。
だが、その対象が絶命すればその限りではない。
エクスキューション
コスト:5スペル
クラスニュートラル
レアリティシルバー
タイプ-
パッククラシックカードパック
CV-
イラストレーターtricky胡坐
相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを破壊する。

概要

クラシックから収録されてた確定除去スペル。フォロワーかアミュレットを1つ破壊できる。ニュートラルであるためどのクラスにも採用でき、シャドバの確定除去の元祖ともいうべきカード。
もっとも5コストとわりと重めの為、普通に使うとアドが取りにくいのは注意。STD期ではミッドレンジ以降のデッキにお守りとしてやT1の冥府エルフの冥府を叩き割るために入れられていた。
しかし次のDRKにておなじみのはい舞踏が登場。こちらはアミュは破壊できないので上位互換というわけではないが、使い勝手で圧倒的に負け、存在がエクスキューションされた。

などと除去札が出るたびイジられがちであったがついにALTにて完全上位互換以外の何物でもない唯我の一刀が登場。同じくニュートラルで向こうは進化時味方フォロワーがいなければコストが3になるという効果がついているのでこのカードを使う意味は完全に消失した。

余談

エクスキューションは英語で「死刑執行」。まさにピッタリなネーミングと言える。

神撃のバハムートではこのカードはラーフとして登場している。
ラーフはインド神話に登場するアスラである。
神とアスラが不死になれる霊薬・アムリタを求め争っていた時に神々の手にアムリタが渡るとラーフは神に化け一緒にその薬を飲んだ。
それを見ていた太陽と月がこれをヴィシュヌ神に密告し、ヴィシュヌ神はチャクラムを投げラーフの首を掻っ切ったものの不死となっていたため殺せなかった。
ラーフの首は天へ昇り、密告した太陽や月を飲み込んだ。
これが現在で言う日食、月食であるとされる。(神撃のバハムートのフレーバーでは月だけを対象に飲み込まれている。)
また月が欠けるのもラーフが原因とされる事もある。

Shadowverseのフレーバーテキストはヴィシュヌ神が殺しきれたら月は復讐されなかったという皮肉にも受け取れる。対象が絶命しないからしょうがないね。

関連カード