第13弾カードパック「リバース・オブ・グローリー」にて登場したゴールドのネメシス・フォロワー。

機械版円卓の騎士・ガウェインといったところか。エンハンスが1重いが、あちらと違い疾走を持つ。

エンハンスで使うと疾走が付与されるため、攻撃時効果が発動できる。打点になりつつほかのコストを下げられるため強いと言えば強いがいかんせん7Tに使うには遅いので詰めに使うものと割り切ったほうが良いかもしれない。
一応6コストのアイアロンの支配者・ベルフォメットと8コストの三女神の間に丁度使うことができるので三女神をほかのカードで補助する動きはしやすくなる。

エンハンスなしで使う場合、基本的に進化権を使うものの手札の機械カードすべてのコストを下げてくれるためその後の展開を強化することができる。
百機王・グライアスやマグナジャイアントなどの大型はもちろん、AF軸のメカニカルガンナーや機械の加速兵を下げても使い勝手がよくなる。
機械フォロワーで固める程恩恵も大きくなるので、ネメシスにおける機械デッキが成り立つための立役者でもある。

ナテラ崩壊にて天地の侵略者・ベルフォメットや鋼鉄と大地の神などコストの下げる価値がある高コスト機械が増えたことで評価が高まった。
4、5Tに進化を切って6Tにグライアス、マグナジャイアント、高知を出し7Tのベルフォメットに繋げる動きは非常に強力。
デュアルエンジェルのおかげで5Tにクラフト進化→ふたなりと2面処理ができるようになり、出しやすさが向上したのも追い風と言える

機械ネメシスのコアシリーズは基本獣系統（グライアスなど）と人系統（マグナジャイアントなど）に分類されるが、クラフトはどちらにも当てはまらない純粋な兵器型である。銃が人の指なしで発砲されないように、戦闘機にはパイロットがいるはずなので、それを含めての人系統だろうか。

遠くにいる敵を討つ場合、メカニカルガンナーはその銃で敵を撃ち抜く遠距離からのアプローチを見せた。ならば近距離からのアプローチは？
最速で近づき、圧倒する。それがエアリアルクラフトだ。

• 機構の暴走