おんJシャドバ部 - ウマ娘 プリティーダービー



2022/03/25 コラボ開催!

概要

「ウマ娘 プリティーダービー」はShadowverseと同じくCygames社が配信する予定のゲームアプリ及びそれに関連したメディアミックス。ゥマ娘ではない。
ジャンルは育成シミュレーションゲーム。競走馬を萌え擬人化したキャラクターである「ウマ娘」が本作の特徴となっており、艦隊これくしょんやけものフレンズ等に代表される所謂「擬人化作品」の一種である。

アプリが記録的大ヒットを記録し、社会現象レベルまでになった現在からは想像もつかないことだが、実は長らくの間死産呼ばわりされていた。
というのも、2018年冬リリース予定だったはずが、延期に延期を重ねる中で各種コンテンツの更新も減少。いつまで待っても全くリリースされる気配が無いので、一部ではこのまま永遠に配信未定で終わるのではないかと囁かれていた。
しかし2021年になって、アニメ2期の発表と同時にリリースが告知。2月24日にリリースされた。
蓋を開けてみればこれまでの死産ネタはどこへやら、社会現象レベルで流行り一気にサイゲの稼ぎ頭に成長している。

アニメも2期まで制作されており、こちらも評判は上々。



※攻略情報は掲載していません。専門のとこあそこを見てどうぞ。


ウマ娘(一部)

実在する競走馬(サラブレッド)が萌え擬人化されている。モデルとなっている競走馬とは名前のほか、勝負服・髪の色・キャラ設定などに史実馬の小ネタが多く仕込まれている。なお「娘」という通り、牡馬(♂)が元のキャラでも全員女の子。

世代や学年などは史実通りではない(史実通りだと数十歳差になってしまうため)。ただし、史実でライバル関係だった馬はウマ娘でも同期のライバルになったり、史実で血の繋がりがあるウマ娘同士で「運命的な何かを感じる」とぼかされたり、脚色した形で反映されている。
全員女の子かつ擬人化されているので他の競馬ゲームのような配合はないが、代わりに「因子」と言う要素を用いることでブラッドスポーツとしての競馬を再現している。

CV:和氣あず未(飛翔の竜人ギャル天使・アルディス
「お母ちゃんたち、見てて! 私、日本一のウマ娘になる!」
北海道生まれの、素直で明るい頑張り屋。生後すぐに実母を亡くし、その親友である人間の女性の元に預けられた。
『日本一のウマ娘になる』は2人の母に誓った約束。憧れたりくじけたりを繰り返しながら、持ち前のガッツで夢に向かってひた走る。

(→スキン情報はスペシャルウィークを参照)

アニメ1期主人公にして、「ウマ娘」というコンテンツの顔的存在。スペちゃんではない。
北海道生まれの元気っ娘。素直な性格で食いしん坊、レースでは一生懸命努力する正統派ヒロインである。
産まれてすぐ亡くした生みの母と、自分を引き取ってくれた育ての母、2人のお母ちゃんのために「日本一のウマ娘」を目指す。
なおアニメ2期では「ですね!(ですねbot)」「テイオーさん」「あげません!」「ケーキ置き場」など様々な迷シーン・迷台詞を残し無事ネタキャラ化した。


シャドバコラボではドラゴンでのスキン化が発表された。なぜドラゴンなんだ


また、新弾の『トロピカルマーメイド』の絵違いカードとしてフォロワーとしても登場する。スズカさんもいっしょ。
ゲーム内
アプリでは初期から星3(最高レア)として実装。
成長率・所持スキルともに優秀で、固有スキル『シューティング・スター』もかなり条件が緩い。特に強いというわけではないが、中長距離なら十分使える性能をしている。
夏には水着版が登場(通称水スぺ)。こちらの固有はスタミナ回復となっている。
史実


「ただ見たいだけ……。誰もいない先頭の景色を」
CV:高野麻里佳
スタート直後から先頭に立ち、そのまま独走する『大逃げ』を得意とする天才肌。
物静かでストイックだが、他者を嫌っているわけではなく、ただ走ることに心を奪われているだけである。スペシャルウィークと同室の先輩で、その透明感に憧れる者は多い。

(→スキン情報はサイレンススズカを参照)

主人公・スペシャルウィークのルームメイトにして憧れの先輩。
どこか儚さを帯びたクール系ウマ娘。穏やかな見た目と裏腹に走ることに執念を燃やしており、ストイックな性格の持ち主。考え事をしたりそわそわしているときは部屋の中で左回りに旋回する癖がある。
アニメ1期では、天皇賞(秋)での故障と仲間との交流、そして復活が描かれており、もう一人の主人公的な立ち位置。


シャドバコラボではエルフクラスでのスキン化が発表された。多分色繋がり。
また、スぺちゃん同様新弾の『森の遊撃者』の絵違いフォロワーとしても登場する。
ゲーム内
星3キャラとして初期実装。『コンセントレーション?』『逃亡者』など逃げウマが欲しいスキルを自前で持っており、その育てやすさもあって初心者御用達の人気がある。
対人環境では固有スキル『先頭の景色は譲らない…!』の条件の厳しさもあってそこまで活躍できていなかったが、2022年2月の大規模調整により固有スキルの条件が大幅軟化。さらに専用脚質の「大逃げ」が与えられるなど、今後の活躍が期待されている。
史実


「無敵のテイオー伝説 ついに幕開けだぞっ!」
CV:Machico
抜群のセンスと才能を持つ、明朗快活なウマ娘。
生徒会長である皇帝シンボリルドルフに憧れ、レースを志した。自分が1番になることを疑わない無邪気な自信家で、その奔放さは誰からも愛される。
独特の柔らかい歩様は『テイオーステップ』と呼ばれる。

(→スキン情報はトウカイテイオーを参照)

アニメ2期の主人公。僕っ子であるウマ娘にはオスという概念が無いので生えていないことは確実ではあるが。
幼い頃から「皇帝」シンボリルドルフに憧れ、自身も「無敗の三冠ウマ娘」を目指す。チームメイトのメジロマックイーンは友達以上仲間でライバル。
明朗快活で面倒見も良い。それは自分自身への絶対的な自信が裏付けるもので、アニメでは次々と迫る苦難の中で盛大に曇る。
ゲームやカラオケが得意で、アニメ1期ではチームスピカの面々にライブを教えていたほか、カラオケで自分のキャラソンを熱唱していた。


シャドバコラボではロイヤルクラスでスキン化が発表された。帝王だからだろうか。
また、クレイモアマスターの絵違いが実装される。
ゲーム内
星3キャラとして初期実装。固有スキル『究極テイオーステップ』は、効果値こそ高いものの発動条件が厳しいことで有名。
三冠路線に古馬王道と中長距離を走らされるが、なんと初期状態では長距離適性がB。長距離レース自体が初心者には厳しいため少々難易度は高めだった。
さらにリリースから約1か月後、アニメ内で貰った新規勝負服版が新実装。こちらは回復スキルを覚醒で多く持つため、長距離育成の難度が大幅に下がっている。
また、固有スキル『絶対は、ボクだ』は、発動するとなんと2期OP「ユメヲカケル」が流れ出す特殊仕様となっている。最終直線スキルということもあり、アニメさながらの熱い演出が楽しめる。ちなみにOPを流しながら普通に負ける
新衣装は能力調整で効果値が上昇した。
史実


全ては実験材料なのだよ、モルモット君。
君も、ウマ娘も、私自身も!
科学力を駆使し、速度の限界を追い求める研究者肌のウマ娘。
目的のためなら言語道断な生体実験をも辞さず、危うい行動を取る際にも誰の許可も取らない。しかしそれも全て純粋にスピードを追求するがゆえである。
研究一筋ゆえ、誰かが支えないと生活が破綻する。

(→スキン情報はアグネスタキオンを参照)

マッドサイエンティストなウマ娘。ウマ娘という種族そのものに強く興味を持ち、「速度の限界」を知るために研究を行っている。
そのためには生体実験すらいとわない。他の生徒はもちろん、自分自身も最速を知るための実験台。基本的にやべー奴だが、研究室を共有しているマンハッタンカフェ、研究肌仲間のエアシャカール、なぜか慕ってくるダイワスカーレットなど交友関係はそれなりにある。
また、トレーナーのことを「モルモット君」と呼び、実験台扱いしてくる。実際に実験もするし体が発光したりする。

アニメでは時代が合わないため一切出演しなかった。OVAの『BNWの誓い』にこそ登場したが、研究キャラが特に出ることもなかった。
アプリリリース後に一気に人気が高まったウマ娘の一人である。


シャドバコラボではウィッチクラスでスキン化。また、想像の具現化の絵違いイラストとして登場する。
タキオンのシナリオを知っていると「想像の具現化」という名前だけはエモい。
でも効果はタキオンとは真逆じゃない?
ゲーム内
星1として初期実装。白衣風の勝負服の萌え袖が可愛い。
中距離・先行に適性がある。固有スキル『U=ma2』はスタミナ回復であり、距離適性をさえあげてしまえば長距離も安定して走破できる。
成長率の優秀さもあって初期の長距離チャンミでは無課金勢などに使用されたこともあったが、現状対人戦で活躍は難しい。

史実が史実なのもあって育成シナリオはほとんどIF。三冠を達成してさらにウマ娘の限界を求めていく。
また、マンハッタンカフェの育成シナリオにもかなり深く関与している。タキオンについて理解したいならどちらも必見。
史実


私は……ここにいます。あなたには見えない誰かと一緒に
影の薄い不思議な少女。
人に見えないものが見え、指先で奇妙な紋様を描き、いつも壁際に1人でいる。しかし彼女曰く1人ではなく……常に"お友だち"といるらしい。
コーヒーが好きだが、いっぺんに飲むとお腹が痛くなるため、ゆっくりと飲む。

(→スキン情報はマンハッタンカフェを参照)

霊感持ちのウマ娘。自分にしか見えない「お友達」に追いつくためにレースを走る。ルナじゃないよ。でも声優はルナだよ。珍しくダウナーな演技でルナの声っぽくないよ。
アニメでは非登場。OVA「BNWの誓い」では、文化祭で自分のカフェを開きコーヒーを振舞う様子が描かれた。
アグネスタキオンには実験台始めダル絡みをされては塩対応を続けている。一方でタキオンのお目付け役に選ばれ、教室の半分をタキオンの研究室、もう半分をカフェの私的スペースとして共有している。
勘違いされがちだがタキオンとは貸し教室を共有しているのみで、寮の同室はユキノビジン。これは史実で産駒がある組み合わせ。


ネクロスキンで登場。やっぱりルナじゃないか(呆れ)
霊体の侵入のイラスト違いにもなる。
ゲーム内
2021年10月20日と比較的遅い実装だった。今回のコラボでは現状最新参。
成長率はスタミナに30%、他スキルなども長距離に極端に特化している。固有スキル『アナタヲ・オイカケテ』は、ゴルシ固有のような中盤スキルでありながら微量の速度デバフを併せ持つ。覚醒スキルのスタミナグリードと合わせて、デバフもできる追い込み枠として対人環境でも一定のシェアがある。
育成シナリオでは怪奇現象が頻発する中で、史実の父を追うような異色のストーリーが展開される。競馬を知っているとかなり楽しめる。
史実

マルゼンスキー


今日の走りもチョベリグー! お立ち台までイケイケよ♪
颯爽としているが、どこか言葉遣いが古いお姉さん。
走りに純粋な歓びを感じるスピード狂で、道路では愛車のスーパーカーでレース場では自らの脚でかっ飛ばす。
圧倒的なポテンシャルを持ちながらも偉ぶることなく、皆から慕われている。

(→スキン情報はマルゼンスキーを参照)

ウマ娘きってのマブいスケ。原案イラストがすごくパメラ
元ネタが最古参(1974年生まれ)のためか、頼れる先輩ポジかつ昭和の死語を連発するチャンネーとなっている。
史実同期が全く実装されていないが、同じく時代が古めで同期のいない会長・シンボリルドルフとは仲がいい。最近ではやはり80年代初頭のミスターシービー・シリウスシンボリらとの絡みも増えてきている。
また、史実でマルゼンスキーの血を継いでいるウマ娘は目にかけているようで、スペシャルウィークやカレンチャンなどの育成シナリオにも顔を出す。
アニメではチームリギルの一員として登場。チームの垣根を越えてスペシャルウィーク・グラスワンダーの両者を気に掛けていた。


コラボではゥマクラスでスキン化。正直吸血鬼要素はないのでたぶん色繋がり。月下の跳躍が絵違いとなる。
ゲーム内
初期から星3として実装。適性はマイル〜中距離の逃げ。
特筆すべきはその固有スキル『紅焔ギア/LP1211-M』。最終コーナーかつ4位以内で発動する加速スキルであり、コースによっては最速加速となり非常に強力。本体というよりは継承元として対人環境で活躍している。
また、夏に実装された水着版(通称水マル)は、優秀な中盤固有スキルからセイウンスカイ固有に繋ぐ動きが強力で、中距離〜マイルの環境では常にトップメタになっている。
史実

ゴールドシップ

ハルウララ

アプリ版の登場人物

アプリ版では、育成シナリオなどにアニメには登場しなかった学園側のキャラも複数登場する。

折り畳み

アプリの内容

「ウマ娘を強く育てる」というのは共通だが、大きく分けて4つのコンテンツがある。

シナリオ育成

メインコンテンツ。プレイヤーはトレーナーとなり、トレーニングやレースを通してウマ娘を強く育てていく。パワプロのサクセスを想像すれば大体OK。
なお、ウマ娘は初期キャラを除いてチケットやガチャで入手しなければ育成できない。

ストーリーの内容には、キャラごとに個別で用意された「個別シナリオ」、全キャラ共通で育成中に発生・進行する「育成シナリオ」がある。
メインは個別シナリオの方。基本的には史実をある程度なぞったものになっているが、故障や引退はないためウマ娘によっては史実IFのようにも楽しめる。スポ根系だったりギャルゲ―っぽかったりとシナリオの色付けにも結構差がある。

ここで育成したウマ娘を後述の対人要素に出走させるわけだが、重要な要素として「継承」がある。
育成完了したウマ娘には「因子」が付く。ウマ娘の育成時には2人のウマ娘を継承元に設定するのだが、すると育成開始時及び決まったタイミングで継承元のウマ娘の因子を継承し、ステータスが上昇する*6
ザックリいうと「強いウマ娘には強い因子が付きやすい」「強い因子を継承すると強いウマ娘になりやすい」ということ。

そしてこの因子についてはほとんどの要素がランダムで定まる
そのため、育成をガチでやっていくためにはまず強い因子が出るまで一周20〜30分かかる育成を周回する必要がある。いやーきついっす(素)

チーム競技場

対人要素その1。
「短距離・マイル・中距離・長距離・ダートマイル」の5つのレースに、自分が育成したウマ娘3人ずつ、計15人を登録。
選んだ他プレイヤーのウマ娘とレースを行い、その結果などによってポイントがもらえる。コースの違う5レースの合計点がポイントとして記録される。
チーム競技場にはクラスがあり、一週間の最大獲得ポイントに基づいて昇級・降級が行われる。高いクラスに居座ると石などがちょっと多めにもらえてお得。

対人要素とは言ったが、基本育てて作ったチームで弱そうな相手を見つけて高ポイントを祈るだけなので、あまり対人感はない。

チャンピオンズミーティング

対人要素その2。基本的に毎月開催される地獄絵図お祭り。
自分で育成した3人のウマ娘を登録。プレイヤー3人(ウマ娘9人)で既定のレースを走り、1着を取れば勝利。
これを5回行い、その勝利数によって次のラウンドが決まる。



……そう、早い話がウマ娘版ワサリである。てかどう見てもワサリ。
そして、Aグループ決勝で優勝すると「○○杯プラチナ」の称号が得られる。負けてもらえる称号は「○○杯ゴールド」「○○杯シルバー」止まりで、プラチナ称号はAグループ決勝に進んだ強者からさらに3人に1人しか入手できない。
まるでシャドバのように、ウマ娘でも「無ラチナ」などのプラチナ煽りが多発。対人戦特有のギラギラした空気や殺伐感には、特に育成ゲームとして楽しんでいた層から多少の批判も出た。

とはいえこれがないと普段育成をする理由がないのも事実。幾度かの改善を重ね、現在は定期イベントして定着している。
割と座学が大事なので、勝ちたい場合はTwitterやYoutubeの考察を見よう。

メインストーリー・ウマ娘ストーリー

育成シナリオとは別に、シナリオ部分のみで読めるストーリーも用意されている。
メインストーリーは「先代から譲り受けたチーム『シリウス』を、メンバーを増やしながら導いていく」といったもの。
育成シナリオはもちろんアニメや他メディアとも直接関係しない独立したストーリーになっている。史実を踏まえながら進んでいくのだが、育成要素がない分演出なども凝っており評判は上々。
ゴルシに日本語が通じるなど、キャラ造形はどちらかというとアニメ寄り。

また、ウマ娘との好感度をあげることで個別ストーリーが解放される。内容は育成シナリオに繋がる前日譚と、ウマ娘との日常回。こちらもギャルゲーの個別シナリオみたいキャラの良い掘り下げになっていと人気。

その他、期間限定イベントではイベントシナリオも公開されるが、こちらはいつでも読み返せる。

シャドバ関係ある?

「ぱかチューブっ!」でゴルシがシャドバをプレイした(しかも3回)。ガッツリKMRも出演した。



ちなみに動画内でKMRはゴルシに負け、
「このチャンネルがもっともっと有名になったら、いろんなゲームにひとつずつ出れるようにしておきます」
という約束をしていた。

そしてついに…


2021年11月。3年の時を経て公式でアナウンス、コラボの開始が発表された。
まずはグラブルとのコラボが発表されたが、いずれウマ娘がメインテーマのパックが来るかもしれない。全員疾走しそう

出走決定


2022/03/05、ついにウマ娘×シャドバコラボが決定した。
詳細は後日発表とのことだが、スペシャルウィーク(ドラゴン)、サイレンススズカ(エルフ)、トウカイテイオー(ロイヤル)の3人はスキン化される模様。やったぜ


部っ!

余談

シャドバのプロデューサーであるKMRは公式放送やらに出まくるタイプのPだが、ウマ娘のプロデューサーは石原章弘氏が2019年にサイゲを退社して以降不明である。公式番組も全て声優が進行している。
アプリリリース後の開発者レターでも名前を出さなかったためそういう方針なのだろう。
一時期KMRがウマ娘のPをやっているという憶測が流れていたようだが、実際は取締役として関わっているだけとのこと。

余談2


ローウェン・ドラグスピアさん!?

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