第32弾カードパック「
ヒーローズ・オブ・シャドウバース」にて登場したブロンズのヴァンパイア・フォロワー。
ギアスネイクテイマーの
リサージェントカード。
元となったギアスネイクテイマーは機械軸のサポートカードだったが、こちらは
狂乱軸のカードとなっている。
ファンファーレで
毒蛇1匹を加えつつ自傷、さらにシステムフォロワーとして、自分の場に「元の体力が1のフォロワー」が出るたびにそれが突進を持ち、1回自傷を行うようになる。
羅刹の咎人・ガロダート率いる
八獄軍団や、
シャドウバースFで狂乱ヴァンパイア使いの
邪星リョウガが使用するアニメ出身カードの大半がローテ落ちしてしまった中で、颯爽と現れた狂乱軸の風雲児。
本来自傷を行うカードではない
因果に抗う者・エレナや
ツインシスター・アスカ&シオリなどのフォロワーを自傷カードに変換できるという点が強力であり、自身で加える毒蛇も相まって生き残った場合はどんどん自傷を稼ぐことができる。
特に
悪夢の使徒とは強力なシナジーを形成しており、そちら自身が計2回分自傷を行えるようになるうえに、突進付与で自爆特攻、ラストワードで出る
フォレストバットも体力1であるためさらに自傷……と、組み合わせるとかなりのスピードで狂乱状態に近づけられる。
軽量の自傷カードかつシステムフォロワーという側面も持つため、序盤にプレイされたこれを相手は真っ先に排除しなければならなってしまう。
さもなくば早いと3ターン目内には狂乱状態を達成し、
混濁の魔獅子の
融合がスタートするだろう。
また、ギアスネイクテイマーから受け継いだ
機械タイプ持ちである点も見逃せない部分である。
登場時点での狂乱ヴァンパイアには他に採用したい機械フォロワーもないため、
アイアロンルインと併用すれば、なんと確定サーチができる。
狂乱軸では
リカバリーの純粋な使い道はほぼ存在しないものの、
眷属の飼育や
混濁の魔獅子に融合させることができ、
因果に抗う者・エレナ経由で使える
終幕の吸血鬼・ユリアスの進化時能力によるディスカード要員にもなれるため、実際は比較的無駄なく使える。もちろんいざという時はリーダーの回復要員としてプレイしてもいいだろう。
混濁の魔獅子や
真紅のロンドに並ぶHOS狂乱ヴァンパイアの中核を成すカードの一つであり、HOS初期環境現在、それらのカードと共に環境を荒らし回っている。
なお忘れがちだが、加えるトークンは毒蛇であるため、温存すれば
アウナスの能力を働かせることもできる。
構築でその知識が活きることは無いと思われるが、
アリーナでは進化稼ぎ要員として役に立つこともあるかもしれない。
また、
リサージェントカードである都合上共演は叶わないものの、アンリミテッドで使えたとしたら、
眷属への贈り物と組み合わせて色々とんでもないことになるだろう。むしろアンリミ出禁のリサージェントカードだからこそ実現できたカードと言える。