災いの樹の元でもう一人の自分と雌雄を決するもその正体は失った自分自身の記憶であり、すなわち本来の自分自身であった。
本来の記憶を取り戻した彼女は一変、
それまでのストーリーが必要だったのか疑問に思うほどに悪役めいた立ち回りをする。
ネクサスが起こす世界の消滅による人々の救済の為、眠りに付いた者達(各主要人物達)を夢の中で管理し過酷から救おうとするも、そのあまりにもガバガバ過ぎる内容から夢から醒める者が続出(内2名は瞬時に看破する始末)。夢の中ですら救われない彼らを見て自身の間違いを悟り、己を倒させることで夢から解放する。(また、この件と
自身の主が巻き込まれたことから
エリカは蛇蝎の如く彼女を嫌っていた)
その後は自責の念から夢から脱出した一同と共にネクサスと対峙、静止した世界の人々を救うため逃げたネクサスを追って別次元へと飛び立つ。
辿り着いた先で待っていたのは五つのギルドによって成り立つイズニア国、そのギルドの一つである均衡のギルド『エスカマリ』、その長の
マーロン・メディアンとの出会いであった。
イリス同様に罪を背負った身である彼との対話を通じ、マーロンがそうしてきたように、自身も贖罪のため人のため奮戦し、元居た世界を救う決意を固める。
機械反乱編ではお休み。自然鎮魂編・天地侵略編では、
ムニャールたちからナテラの過去を探るため、古代ナテラ人の遺した映像を見られるクリスタルを
パチって託され、母なる君やナテラの真実を探り、事件解決に情報面から大きく貢献した。わりとずっと一人で
ジラードくんの映像見てた。
包み込む願いで共演したけどムニャールくんとの絡みはあんまりなかった。なんならアリサの方が絡んでた。石を盗んだだけの縁……敵対してたユアンよかましだけどさぁ
王国帰還編 ネタバレ注意
アリサがネクサスを討ったことで彼女も元の世界に帰還する。
ただ皆を煽動してネクサスを呼んだだけでなく、回想ではなんとネクサスを呼ぶために(弱った人の安楽死を兼ねているとも取れる描写ではあったが)多数の生贄を捧げていたようで、それのためにより深い後悔、罪悪感を抱いていたようだ。
しかし、安寧の眠りから覚めた元信徒たちが感謝の手紙を残して聖堂を去っていたことと、なぜか聖堂に転移してきた
ルナちゃんが「イリスに感謝し、また罪悪感に苦しむイリスを心配してくれている」死者たちの存在を伝えたことで、自身の行いが過ちであっても取り返しがついたこと、犠牲にしたと思っていた人のためにもなっていたことを知って救済される。
その後、自身のけじめをつけようとするルナに同行し、今度はルナを助け返した後、イリスは更なる償いのため、ルナと二人再度異世界へ向かうため歩み出す。