おんJシャドバ部 - イピリア

雨季の到来を告げる者。
大雨と共に鳴り響く雷鳴は、
彼の者の鳴き声だと言われている。
イピリア
コスト:5フォロワー
クラスエルフ
レアリティブロンズ
タイプ-
パック星神の伝説
CV-
イラストレーター
進化前
攻撃力5体力4
ファンファーレ 相手のターン終了まで、潜伏を持つ。
進化後
攻撃力7体力6

フレーバーテキスト

2018/1/24〜2023/3/8

概要

星神の伝説で実装されたエルフのブロンズ・フォロワー。次の相手のターンまで潜伏を持つ。
潜伏を持つ故に次のターンまでの生存率が高い。体力も4あるので大抵のAOEなら一発耐えられる。攻撃力も5と高くリーダーを殴れば1/4が吹っ飛ぶ。進化すれば1/3以上吹っ飛ぶ。期間限定の潜伏だが大抵の潜伏持ちは次のターンに殴ることが多いのでそんなに変わりはない。

生存率が高いので絢爛の紡ぎ手・コルワとの相性は良好。生き残ったこのカードにフィルをかけて二回攻撃を叩き込めば10点(進化すれば14点)のダメージを叩き出せる。
ブロンズなので手に入りやすいところも良い点である。

それでも能力的には潜伏を持ったTDN5/5/4なので、できれば除去には使わず顔面への火力に使いたいが、守護に簡単に阻まれてしまう。5マナ5点除去はかなり弱い。あと潜伏をガン無視してくるランダム除去には注意。

主な活躍の場はやはりアグロエルフのフィニッシャーである。相手が羽虫軍団の除去に手こずっているときにこのカードを置けば相手は悶絶する。特に時代が経つにつれランダム除去や強力な全体除去などの天敵が姿を消していったことでこのカードの生存率が飛躍的に上がり、顔面への大ダメージを与える機会が多くなった。

ナーフ

しかし、BOS期の2018/7/18にナーフされてしまい、6コストになってしまった。アグロエルフからのナーフは予想されていたが、どちらかと言えば脇役的カードだった*1ので発表時は驚く者も多かった。
恐らく先攻で強いカードであることを咎められたのだろうが、他のカードがナーフされて残当なやつばっかりなだけに「なんでこいつをナーフしたのか」と思ったホモは少なくない。実際他のナーフカードに比べて、このカードを残しておいたホモは少ない。

今となっては釈放しても問題なさそうだが、エルフクラス自体アンリミでは長年強クラスの地位にあるのでなかなか難しいのだろう。
欠点は6マナと重めであることと効果が潜伏だけなことか。かなり余裕のある状況じゃないとこのカードをポン置きというのはなかなか厳しい。

ナーフ解除

2023/3/8の大量ナーフ解除にて当カードも解除対象になった。
尤も、現代シャドバにおいて5tに潜伏を出すだけでは大した戦力にならないことや環境が超高速化していることなどを加味すると、やはり採用されることは少ないだろう。
第1回マイローテーションでは第6弾収録カードであることを活かし、リーダー特殊効果を活用するデッキでの採用は見込める。せやろか?

余談1

イピリアは、オーストラリアの先住民アボリジニが崇拝していた精霊である。
髪の毛と髭があり、虹色に輝く巨大なヤモリの姿をしており、いつも沼の底で眠っているが、一年に一度だけ沼から這い出し、草と水で腹一杯になると、今度は腹の中のものを一気に空に吹き上げる。それが雨雲と変わり、大地に大雨を降らし、雨期の到来を告げ、大地に豊穣を齎すと伝わる。アボリジニの人々は、雨雲と共に訪れる雷鳴はイピリアの鳴き声であると考えていた。イピリアの棲む沼は神聖な聖域で、人間が足を踏み入れると、乾季が終わらなくなると言われており、イピリアの生息する沼に立ち入る事は禁忌とされている。

引用 イピリア-wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%94...

イラストもフレーバーテキストもオーストラリアの伝説通りである。英雄が女体化してる中、ここまで原作に忠実なカードも珍しい。

余談2

イラストが非常に美麗。雨の降り注ぐなか虹がかかってて美しい。プレミアム版はさらに良いので必見。

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