おんJシャドバ部 - アンリミテッド

Welcome to this crazy time

概要

アンリミテッドとは、Shadowverseにおけるフォーマットの一つ。リリース当初から刷られたほぼ全カード(リサージェントカードや禁止カードを除く)を使用できるフォーマットであり、デッキパワーはローテとは比べ物にならないほど高い。デッキ毎の相性差が非常に大きいため環境を読む能力、そして構築力が試される。

環境としては新旧のパワーカードがシナジーを組んで襲い掛かるのでかなりの世紀末状態。骸の王化かし女将・ホズミのようなコストガン無視カードは当たり前。次元の超越などの対話拒否カードも健在、さらにはデモンズグリード・パラセリゼなどの新顔も続々と登場してカオスな環境を構築している。勝利するには先攻を取る相手よりもブン回るしかない。パメラニキ達の居場所でもある。

また、ローテのMPランキングは最低でもグラマス到達までは稼がねば1万位にはなれないのに対しアンリミでは4,000程度で食い込める*1ことからローテと比べかなり人口に差がある様子。部員の間でも「超越とゴキブリはマジ勘弁」という風潮がありアンリミプレイヤーは決して多くないのが現状である。しかし定期的にフォーマット:アンリミテッドでグランプリが行われ、ファースト・ワン音速の機構・ララミアなど人気カードのスリーブが景品になる事が妙に多く、そのたびに怨嗟の声を漏らす部員が見られる。

あまりの超高速環境やカードパワーの高さに世紀末ゴミ箱などと呼ばれることもあるが、ある程度環境は固まっており、それに対するメタカードも豊富に存在するため案外奥深い。また、ブロンズ・シルバーもパワーカードで溢れているためデッキ予算は意外にも安く、ローテの半分以下のエーテルでデッキを組める事も特徴。パワーカードのぶつけ合いの隙間にメタカードやネタデッキが蔓延る混沌とした環境はローテに無い独特の味を醸し出しており、意外と面白いので食わず嫌いしている部員も是非一度やってみて欲しい。やれ(豹変)。

イカれたデッキを紹介するぜ!


上記のデッキ達により「アンリミは6ターン目以降は来ない」と言われるが、ダメージカットや回復札は豊富に存在する為、耐久しようと思えば10ターンを拝むのは意外にも難しくはない。特に低コストの顔面バリアとメンコ、回復が揃っているゥマ・ネメシス・ビショップはコンシードデッキとしても環境に顔を見せている。はい超越

余談

シャドバにおけるアンリミのように全てのパックのカードが使用できるレギュレーションは、遊戯王やデュエマだとメインとされるレギュだったりする。両方とも老舗のためシャドバ以上にカードプールが広く、調整も難航しているようだ。なお、世界初のTCGであるMtGもシャドバと同じくローテーション制度が定められているが、「エターナル」と呼ばれる過去全パックを使えるレギュも存在する。ちゃんとバランス調整されてる…と言いたいが勿論こちらも世紀末だ。

補足となるが、この手のフォーマットはデッキ価格が凄まじい金額になるケースが多い。理由として、黎明期に発行されたカードは調整不足により凄まじいカードパワー発揮する事が度々発生する。しかし個人が所持するカードを回収、ナーフ後のカードと交換することなど不可能なため、紙のカードゲームでは「ナーフします」と発表することは容易なことでは無い。さらに新規タイトルで購入してくれるユーザー数が未知数なため黎明期のカードは発行数が少ないという事情も加わり、『入手困難な超パワーカード』が生まれることが原因となっている。(例:パワー9

一方シャドバはDCGのため、過去のカードもエーテルさえ払えば気軽に購入できる。また、前書のようにブロンズシルバーでも十分に強力なカードが多々あるためカード資産が少ない初心者も安心して楽しむことが出来る。(勝てるとは言ってない。)ワイも最初は「ローテ飽きたけどアンリミはちょっとなぁ…」と思ってたけど今はアンリミにどっぷりだから部員の皆も食わず嫌いせずにやってみて、どうぞ。

余談2

RGW〜HOR期のカシムローザ関連デッキなど、一部ローテ内に存在するカードの枚数規制こそあれど基本的にはローテのデッキの上位互換を組めるそれが強いかは別フォーマットだったが、リサージェントカード実装によりこれらのカードが絡むデッキは必ずしも上位互換とならなくなった。

なーにがアンリミテッドだよリミテッドに改名しろ*2

他のフォーマット