第20弾カードパック「暗黒のウェルサ」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのビショップ・フォロワー。
3/3/3守護の何気に珍しいスタッツ*1を持ち、素出しで閃光のエルフ・アルバータなど2/3スタッツを咎める力に秀でている。
エンハンス6で出すとリーダー付与で疑似無限EPを得る。ただしこのエンハで出したアブディエルの着地ではEPが回復しないこと、ビショップ・フォロワーを出さないとEPが回復しないので進化権がほしい招来の大天使などの扱いには注意が必要。前者は最速着地ならEPが残っているはずなのでそこまで問題はない。後者については、闇穿つ煌き・サリッサのエンハから出したり低コストビショフォロワーをくっつけたりして何とかしよう。

また、進化時に相手のフォロワー、アミュレット問わず1枚消滅させることが出来る。ギガスファクトリーの結晶などデッキの根幹に当たるカードを消すことが出来る優秀な効果。代わりにスタッツ上昇が一切ないため、進化を切るときは出来るだけ消滅でアドを稼げるようにするとよい。

ｱﾌﾞﾃﾞｨｴﾙ
スカート丈が(ほんのちょっと)ナーフ済み。
進化後は胸が露出しないようにナーフされている。

アブディエル（Abdiel）は『歴代史』に登場する人名。ジョン・ミルトンの『失楽園』においては、自由を得るべく唯一神との戦いに臨むサタン(ルシフェル)の仲間の中で、反乱に加担する事を拒んだ唯一の天使として登場する。
しかも、その際「アンタだって結局は神に創られた存在でしかないじゃん」とか「アンタごときが神に勝てるわけ無いでしょ」とか魔王相手に宣った挙げ句、「いやそれは違う」と食って掛かるサタンを黙殺するというムーヴをかましている。つよい。(確信)

神バハでも大体同じことした後、その忠心に応えた神に『虹の神剣』というRPGの最終装備みたいな名前の武器を賜る。
七つの浄化の光を抱いたその剣は、七振りで全ての悪しき者を塵へ還したらしい。最後の一発くれてやるよオラ！(七撃必殺)

要するにこの天使、元ネタの時点で暗黒のウェルサのテーマの一つである闇堕ちとは真反対に位置する存在なのである。