第30弾カードパック「オーダーシフト」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのネクロマンサー・フォロワー。
カースメーカー・スージー&ケルヌンノス以来のネクロマンスした値を参照する効果を持っている。

• 必殺
• ネクロマンス10以上で自動進化
• ネクロマンス20以上で顔面ダメージ&顔面回復
• 進化したときにランダム1体確定除去とドロー

の四つの効果を持つ。
進化したときの効果は進化時効果とは違ってEPによらない進化でも起動する。
条件を達成すれば2コストにして二面除去しつつ手札を回しながら4点のライフ吸収を打てるとかなりのコストパフォーマンスを誇る。

……が、ネクロマンス20の達成はどうしても試合後半になるのに、4ダメージではフィニッシュには物足りず、4回復も7ターン目にOTKをぶち込まれかねない登場時環境では動き出しが遅いと言わざるを得ない。

ローテ環境内では死の揺籠・ミントが強力なネクロマンスサポート効果を持っているが、それ以外にネクロマンスの使い先や墓地の補充元、ネクロマンスを使うことで下準備を共有できるフィニッシャーなどがないため、登場時点の環境でこのカードを活かせるデッキはなく、このカードの採用デッキはなかった。

次期RSLでは明確なネクロマンスサポートや進化軸サポートはなかったが、融合ネクロの選択枠候補に躍り出た。
環境がやや遅くなり、二回分の確定除去や選択不可・潜伏対策のランダム除去が有効な相手が増加したことや、融合ネクロの戦術が溜まった墓地を万死の否定者のサーチに積極的に消費して条件を満たしやすくなり、グランドリッチ・ヘリオからの疾走フォロワー展開で少し足りない火力をヴィスカリアで補えるのが大きな要因だろうか。

HOS期ではついにネクロマンス軸の仲間として再生の親愛・ルベルやアテムが登場。更に因果に抗う者・エレナを通じて友魂の少女・ルナが帰ってきた。
ネクロマンス条件を容易に達成できるようになったことでこのカードもフルパワーを出しやすくなり、ネクロマンス軸のキーカードとして活躍している。
2コストのため運が良ければルベルのトークンにより回収でき、3枚4枚と投げて一気にライフ差を開くことも。