第9弾カードパック「蒼空の騎士」にて登場したレジェンドのドラゴン・フォロワー。

別名レジェンダリー精神統一。

アクセラレートの存在によってリントヴルムとの相性が良いため、リントヴルムデッキを組む際にはそこそこ優先度の高いカードである。

さらに7コスフォロワーにしてはヘルスも高く、リントヴルムデッキであればアドラメレクのファンファーレを活かせるのでフォロワーとしての性能も悪くない。

同じくドラゴンのレジェンドとして追加されたゾーイともどもリントヴルムデッキを支える強力なカードであると言えるだろう。

まあ3コス2ドローはテンポロスが激しい面もあるので不採用の場合もあるのだが。

なおアクセラレートで使われることがほとんどだが、通常使用時、進化時、攻撃時のボイスもとてもかっこいいのでぜひ通常プレイ版も使ってほしい。

時はROG環境、ローテドラゴンは空前のドロソ不足でローテ落ち間近で存在を忘れられかけていたこのカードの採用例が(精神統一として)ちらほら現れ始めた。当時のランプドラは地味にアクセラが多いデッキなので本体効果もまあまあ役に立つ。
特にアで登場した絆の竜剣士・アイラの、ファンファーレでPPが3回復する効果がアドラメレクのアクセラとジャストフィット。ランプドラゴンのドロソとしての地位を確立した。
ローテ落ちまであと1か月のところで最後の最後に活躍を見せている。

アドラメレクとは太陽神の一種である。
彼の召喚時セリフにある「セファルワイム、サマリア」とは彼を崇拝していた町と地域のことであり、サマリアはパレスチナのヨルダン川西岸の北部一帯を指す。
また、本来は太陽神であったがキリスト教やユダヤ教においては悪魔とされており、「崇め奉れ」「神の横暴、許すべからず」といった彼のセリフはこの辺りの事情が関係していると思われる。
ちなみに悪魔としてのアドラメレクはサタンの洋服係から地獄の宰相、蝿族の大法官など様々な役職を持った存在とされているほか、召喚された場合は人間や孔雀、ロバの姿をしているとされる。

第14弾カードパック「森羅咆哮」で魔神の使役者のトークンの一枚として登場。
ウィッチで使えるということで本家精神統一さんと同時に運用できるようになった。
スペル軸ならば本来のファンファーレ効果である

ファンファーレ +X/+0する。相手のフォロワー1体にXダメージ。
Xは「自分がこのバトル中にプレイしたフォロワー以外のカードの枚数」である。

という効果がドラゴン以上に火力が出るだろう。ファッティを出しつつ盤面処理をできるためどちらも便利そうである。