おんJシャドバ部 - アディショナルカード


概要

アディショナルカードとは、シャドウバースで第8弾カードパックより始まった新たな試みである。
新実装カードの一部を分割し、リリースから1か月半頃に追加実装するという方式。
第8〜15弾では各クラスレジェンド・ゴールドを1枚ずつ+ニュートラルのゴールド1枚で計17枚をアディショナルカードとして実装、第16弾ナテラ崩壊よりアディショナルでリーダースキン付きカードが1枚追加されるようになった。
それに伴い「アディショナルパック」なるものが実装。アディ追加後〜次弾登場までの期間限定で剥くことができ、アディで追加されたカードの提供割合が高い*1。天井、チケットは通常弾と共通。

おんjシャドバ民での通称は「ア」
ア?(今日アディショナルの発表はありましたか?)」→「ア。(1枚来たで。)」のようなやり取りが発表前後には頻繁に起こる。

賛否

そんなアディショナルカードだが、シャドバ民の中では結構賛否が分かれる制度だったりする。

良い所さん

  • マンネリ対策
新カード実装後1か月もすると環境は固まるしデッキ構築も煮詰まるしでぶっちゃけ話すことが無くなってくる。
絶妙なタイミングでアディショナルカードの発表・実装が来るので、話題が途切れずゲームへのモチベも保たれやすくなった。
最近は謎の発表スケジュールのせいで話題が途切れがち
  • ナーフを使わない環境調整
ぶっ壊れカードのナーフは往々にして歓迎されるが、愛用のカードを弱くされて悲しむプレイヤーもいるのもまた事実。
アディショナルカードならイマイチ振るわないクラスを強化したり、上位デッキのメタを配ったりすることでナーフせずに環境へのテコ入れが可能だ。
  • 使用可能カードが減らない
新弾が登場すると100種類近いカードが導入されるのは勿論、ローテーションではローテ落ちによる使用可能カードの減少も伴う。
それによりコンボの核やデッキエンジンなどを失い機能不全に陥るデッキも少なくない。
アディの追加にはローテ落ちが伴わないため、デッキとのお別れは無い。

悪い所さん

  • デッキ価格の高騰
レジェンドを各1枚追加するというのが結構問題で、レジェンドが合計3枚ずつになるので単純にデッキが高くなる。特にローテーション環境では顕著な問題。例えば従来のシルバーの1枠が削られてレジェンドに変わったとなるとそりゃ高くなるのは道理。
中には銀氷のドラゴニュート・フィルレインのような3積み必至のパワーカードが追加されることもあるので、非課金勢にはお世辞にも優しいとは言えない。また産廃レジェが増えたら増えたで本来欲しかったレジェンドが引ける可能性が薄まるのでやっぱりマイナス。
STR期になり新システムテンポラリーカードが実装され、全てのレジェンドが実質1枚無料で使えるように。アディショナルによるコスト高騰への回答と言えるか。
  • 環境調整の複雑化
上で環境調整に使えると書いたが、新しくて高レアリティ(パワーが高くなりがち)なカードを大量投入するのでむしろ環境が悪化するリスクも多分にある。例を挙げるとBOS後期の人形ネメシス1強を引き起こしたククルとか。
またアディショナルを追加する月のナーフも難しく、本来ナーフされるべきカードが見逃されたり、逆に不必要にナーフして後で戻す羽目になったりと色々複雑になる。
  • パックいつ引けばいいの?問題
1か月後に新レジェンドが追加されるなら今パック空けるの勿体なくね?となってイライラする人も。
新弾実装時に後顧の憂いなくルピを使うのを楽しみにしてた人からは不評。
特にWUP以降はアディショナルカードとしてリーダースキンが実装されることもあり、それが狙いのキャラであれば尚更ルピを使うタイミングに困ることになる。
  • 寿命がちょっと短い
アディで追加されたカードも、同弾収録のカードたちと同じタイミングでローテ落ちする。即ちローテーション環境での寿命が1ヵ月半ほど短い。
環境調整要員だから仕方ないと言えば仕方ないのだが……難儀なところ。

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